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身近な布で作るお散歩バッグとトリさんチャーム【ハンドメイド】

今回は手ぬぐいを利用して作る、小さなバッグの作り方をご紹介します。手ぬぐいを裁断する前に一手間。生地をキルティングし、ふっくらとさせました。

一緒にハギレで作ったトリさんバッグチャームをつければ、世界に一つのお散歩バッグの完成です!

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用意するもの

  • 手ぬぐい(表地)
  • キルティングの裏布
  • バッグの裏地
  • ドミット芯 ※
  • ミシン
  • ミシン糸
  • 縫い針
  • チャコペン
  • 接着芯(お好みで)

※ドミット芯は、ダイソーの接着なしタイプを購入しました。ドミット芯には 片面にアイロン接着用の糊がついているものもあり、キルティングの際、しつけなしでも中の綿がずれることなく便利です。

その他生地のずれ防止には キルティング用のスプレータイプの糊 を使用する方法もあります。今回は小さな作品ですが、 大きな範囲を縫う際は、こうした糊つきを使用するのがおすすめです。

型紙

今回は『CHECK&STRIPE 北欧てづくり散歩』の中から、「ミニバッグ」の型紙を使用しました。 少ない用尺ででき、ファスナーや留め具、紐などのないシンプルな作りで簡単に完成します。 小さなマチと持ち手がついているので、お財布と携帯を入れて、ちょっとしたお出かけにぴったりです。

バッグの型紙はトレースをし、カットしておきます。

CHECK&STRIPE 北欧てづくり散歩
Photo by 楽天
CHECK&STRIPE 北欧てづくり散歩

てづくりブームをリードし続ける人気の布屋さん「CHECK&STRIPE」。
5年ぶり第4弾となる待望の新刊は、スタイリスト伊藤まさこさんが参加。

キルティング

下準備・裁断

まずは生地のキルティングをします。

3種類の生地(手ぬぐい、キルティング用裏布、バッグの裏地)を水通し後、アイロンをかけておきます。

その後、手ぬぐいの上に型紙を置き、一回り大きく長方形に生地を裁断します。

ドミット芯、裏布も同じサイズで裁断します。

印つけ

裏布→ドミット芯→手ぬぐいの順に生地を重ねます。

手ぬぐいを 斜め45度 に折り、その線の上をチャコペンでなぞります。

最初の線に平行に 5cm間隔 で生地全体に斜めの直線を引いていきます。

その後、その線と対角線になるように、反対側からも生地を 斜め45度 に折り、同様に生地全体に線を引きます。

縫う

3層の生地をまち針で固定し(しつけをしてもOK)印つけを行った線の上をなぞるようにミシンでステッチ掛けしていきます。

ミシンのキルティング用の押さえがね(厚地を縫う際に滑りをよくし、綿入りでもつらずにきれいな針目で縫えるもの)があれば、押さえを変えて縫って下さい。

キルト用の押さえがねが無い場合は、画像のように 厚紙に沿って縫うようにすると、通常の押さえでもきれいに縫うことができます。

順番としは、まず 生地中央の線を最初に縫い、その後外側へ向けて端まで縫います。

その後また中央寄りからスタートし、 反対側も生地端に向けて順に外側に縫っていきます。

片方の向きを全面縫い終わったら、対角線の方も同様に縫ってキルティング生地の完成です。

バッグ作り

裁断

キルティングを行った表地、裏地を型紙に合わせて裁断し、合い印を写し取ります。

持ち手は生地を直断ちします。

(キルティングを行った生地は、念のためロックミシンで端を処理しています。)

持ち手を作る

お好みで持ち手に接着芯を貼り(なくても可)アイロンで持ち手を半分に折った後、一度広げて両端を中央に折り込み、最後は再度半分に折って、折り端から 1mmの所へステッチ をかけます。

もう一本の持ち手も同様に作ります。

(今回はキルティングをした表地とバランスをとるため、持ち手の太さを、本の指示の倍に変更しています。)

持ち手を仮止め

持ち手を指定の位置に置き、 生地端から0.7mm の所で仮止めします。

マチを縫う

バッグを中表に二つに折り、 底から1.5cm の位置を画像のように内側に折りたたみます。

その後、縫い止まりの位置まで両端を縫います。

(裏地も同様に行います。ただし、 裏地は一部分を返し口として、6cmほど縫わずに空けておきます。

裏地と表地を縫い合わせる

裏地と表地を中表に合わせ、バッグの口部分を縫い合わせます。

その後、カーブに切り込みを入れ、裏地の返し口からひっくり返します。

返し口を綴じる

裏地の返し口をまつり縫いで綴じ、アイロンで形を整えて完成です。

トリさんバッグチャームの作り方

用意するもの

  • ハギレ
  • 綿
  • ミシン
  • ボタン
  • グログランリボン(くちばし用に幅4cmのもの、ひも通し用に幅1cmのものを使用しました。)
  • ロウ引きの紐
  • ガラスビーズ
  • 接着芯
  • ボタン
  • 縫い針
  • 刺繍糸

型紙

自作の型紙を使用しました。

鳥の形をフリーハンドで描き、縫い代を1cm追加したものです。

ハギレを選ぶ

色や柄のバランスを見ながら、使用するハギレを選びます。

今回は表地に2種類の生地を張り合わせて使うことにしました。

表地のみ薄手だったため、同じく薄手の接着芯を貼り、補強しています。

芯貼り後、表地は縫い合わせて1枚にします。

裁断

表地と裏地に型紙の線を書き写し、裁断します。

羽はフェルト素材のハギレを使って切りっぱなしにします。

くちばしを作る

太いグログランリボンを半分に折り、画像のようにくちばしのカーブを、ミシンの細かな針目で縫います。

その後、縫い代から3mmの所をカットします。

ひっくり返して形を整えます。

仮止め

くちばしと、紐通し用の細いリボンを画像のように表地に仮止めします。

縫い合わせる

表地と裏地を中表に合わせ、縫い代に沿ってぐるりと縫います。

この時、下側に 返し口を5cm 程度空けておきます。

カーブに切り込みを入れた後、ひっくり返します。

綿を詰め、縫い綴じる

ひっくり返した本体に綿を詰めます。

頭と尻尾までしっかり綿を入れ、最後に返し口をまつり縫いします。

仕上げ

【羽を縫う】羽をまち針で止め、刺繍糸でステッチをかけながら縫い止めていきます。(表面のみ)

【目をつける】目の位置にボタンを縫いつけます。(表面のみ)

【紐をつける】50cm弱にカットした紐を通し、ガラスビーズを1つ入れて端を結びます。

完成

身近な布でハンドメイドを楽しもう!

今回使用したバッグの型紙は 少ない生地で作れる ところがポイント。 100円ショップでもかわいい柄の手ぬぐいがたくさん売られています。 捨てるのはもったいないけれど、 もう着ない服をリメイク するのもよさそうですね。

キルティング をすることで、 接着芯を張らなくても、柔らかい手ぬぐいの形が、しっかり保たれます。薄手のドミット芯 を使えば、 専用の押さえなしでも家庭用ミシンできれいにキルティングを行うことが可能 ですので、一度成功したら次はまた違う形の袋物にも挑戦してみてください。

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