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コロナのせいで運動できない?公園でできるトレーニング方法

この記事では、「コロナ禍でジムに通えない!」と不満を持っている人に向けての1つの解決法を紹介します。「ジムに通えないなら、自分で"ジムのような"空間を作り出せばいいじゃないか!」という考えで公園でサーキットトレーニングを始めた筆者の体験記をお楽しみください。

近所のジムはコロナ対策で早めにクローズ

コロナ対策で早めにクローズ

筆者がたまに利用するジムは和光市市営体育館の中にあるジムです。普段は午後9時までの営業ですが、コロナ禍の影響で1時間早い午後8時に閉館してしまうようになりました。筆者は昼間に仕事をして夜に運動をするという生活を1年ほど続けているので、この決定は痛手でした。 近隣にジムのような施設がない地域なので、自宅のバルコニーで仕方なく軽めのトレーニングをしていました。

ジムの近くに大きな公園がある

ジムのある体育館は公園内にあり、公園の敷地は非常に広大です。そこには子供用の遊具に他に運動用の鉄棒やベンチがあります。「そこを利用すれば何とかトレーニングができるのではないか」と思った筆者は、改めて公園内を散策してどのような器具があるのかを見て周りました。

すると、公園内には少なくとも2箇所トレーニングができる器具が揃っていることが判明しました。また、ランニングコースや趣味のテニスができるような天井がついているコンクリート面の場所もあることもわかりました。

ネットでストリートワークアウトについて知る

ネットで公園を利用したトレーニングや時間の過ごし方を探していると、 「ストリートワークアウト」 について知りました。ストリートワークアウトの起源は古代ギリシャにまで遡るそうです。 最近ではアメリカやロシアなどの欧米諸国で大流行して、アジアにまで広がっているそうです。主なトレーニングメニューは、腕立てや懸垂、スクワットや腹筋などのようですね。

ちなみに、ストリートワークアウトはあまりの人気でストリートワークアウトワールドカップなども開催されています。世界50か国が参加する本格的な世界大会のようです。

公園にはトレーニングスポットが目白押し

欧米で人気のストリートワークアウト

前述したように、ストリートワークアウトは欧米で流行し始めた運動の1種です。 その人気は特に欧米各国で根強く、ポール・ウェイド氏が提唱した「プリズナートレーニング」(監獄式トレーニング)がストリートに移行したものが現在のアメリカで流行しているストリートワークアウトの起源のようです。 このトレーニングの特徴は、場所に縛られず、プロテインなどを必要としないという点です。

器具やベンチを使う

ストリートワークアウトについて知った筆者は、早速公園にある器具やベンチを使ったトレーニング方法を考えてみました。公園には多数のベンチや健康器具があります。中でも懸垂用の鉄棒は多いです。そして、腰回りの筋肉を鍛える回転する台もあります。 小さい頃から遊んでいる地元の公園ですが、「トレーニング器具を探す」という観点から見ると、全く新しい発見がありますね。 おじさんたちが集まるテーブルも腕立て用に使えます。

階段や坂も使える

傾斜が急な場所は短距離走にピッタリです。 筆者が住んでいる埼玉県の和光市はとにかく坂が多い街です。そのため、大きな公園ともなると坂道や階段が多くなります。これらの坂道や階段で足腰を鍛えるためのトレーニングを行います。瞬発力を鍛えるためには坂道(20m程度)を全力疾走します。疲れたら休憩がてら屈伸やスクワットを取り入れてみます。

実際にストリートワークアウトをしてみた

ベンチを見つけるごとに腕立て

筆者は 「ベンチを見つけたら○○回腕立てをする」という目標を毎回立てて、腕立てをしていきました。 体育館付近にはベンチが多く、腕が疲れてしまいます。「本当にこれ以上は腕立ては無理そう」と感じたら、片足をベンチのに乗せたまま片足で屈伸します。どちらも高負荷のトレーニングで効率的に筋肉がつきます。

毎日だと筋肉が休まらないので、隔日で広い腕立てと狭い腕立てを100回程度行うようにしています。1か月もあれば見た目が変わってくると思いますよ。 筆者の場合は、2~3週間程度で何となく身体が大きくなってきたような感覚がありました。

足場が固定できるベンチでは腹筋・背筋

公園には腹筋や背筋用?の足場を固定できるベンチがあります。それを利用すれば、腹筋や背筋を効果的に行えます。 筆者の利用する公園の場合は、陸上競技用のトラック付近にそういったベンチや鉄棒が設置されていました。200m間隔で置いてあるので、腹筋と背筋を50m回ずつ、計150回ほどやるようにしています。ジムだと好みの角度に設定できるので、鍛えたい部位に負荷をかけられるというメリットがあります。

でも、一般的な人は全体的に鍛えたい人が大半だと思う(筆者もそうです)ので、公園のベンチでも充分でしょう。また、自然の中にいる?ので、何となく力が湧いてきます。家だと「もうきついからいいか」と諦めてしまう回数でも、外だとなぜかクリアできてしまう不思議。何なんでしょうかね。

階段を小走りで往復

前述したように、和光市は非常に坂が多い土地柄なので、公園にも坂が多いです。その傾斜を利用して全力ダッシュすれば、足腰が鍛えられます。スクワットをすれば下半身の筋肉が鍛えられ、片足立ちをすればインナーマッスルが鍛えられます。筆者はこのトレーニングを公園の坂を見つける度にしています。坂が多い公園で有効なトレーニング方法です。

もちろん、坂が少ない公園においてもベンチを利用してスクワットなどの下半身を鍛えるトレーニングは可能です。筆者は上記したようなトレーニングで、リモートワークの運動不足を解消しています。

公園や街の特徴を利用してトレーニング!

この記事では、ジムで運動できない場合の代替案としての公園でのストリートワークアウトの選択肢を紹介しました。ジムに通うとそれだけでお金がかかります。筆者の場合は、ジムの営業時間が短くなったことをきっかけにストリートワークアウトに挑戦しましたが、今後は公園をメインにトレーニングしていこうと思います。

その方が安いし、自然を楽しむことができます。コロナ禍のせいで密集状態になりがちなジムですが、公園ならば適度にソーシャルディスタンスをとりながら、トレーニングすることも可能です。ジムでのトレーニングの代替案として、公園でのトレーニングを導入することも考えてみてはいかがでしょうか?

出典・参考

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