100均素材で簡単かわいい!手作り感が楽しめる消しゴムはんこを作ってみよう【ハンドメイド】
消しゴムを好きな絵柄に彫って作る消しゴムはんこ。小さい頃にやったことがある人も多いのではないでしょうか?
手作りの消しゴムはんこは、手彫りならではのほっこりする見た目や雰囲気が魅力です。最初はうまく彫れないかもしれませんが、使ってみるとそれも味となってかわいらしく見えてきますよ。
この記事では、筆者が実際に100円ショップの素材で作ってみた消しゴムはんこを紹介します。簡単なイラストなら30分ほどで作れるので、ぜひやってみてくださいね。
消しゴムはんこの材料は100円ショップでそろう!
「消しゴムはんこを作ってみたい!」
そう思ったら、まずは道具を探してみましょう。
消しゴムはんこに必要な材料は4つ。
- はんこ用の消しゴム
- デザインナイフ、または彫刻刀
- トレーシングペーパー
- スタンプインク
これらの材料はすべて100円ショップでそろえることができます!
また、もっと手軽に始めたいというときは消しゴムとカッターだけでも作れますよ。
他にあった方がいいものとしては、カッターとカッターマットです。ベースの消しゴムを切り出したり、角をざっくり切り落としたりするのに使えます。練り消しもあると便利ですが、ウェットティッシュでも代用可能です。
今回の材料はダイソーの大型店舗で購入しました。小型店舗でも取り扱いはあると思いますが、確実に購入したいなら大型店舗に行ってくださいね。
消しゴムはんこの作り方
材料が揃ったら、早速作っていきましょう!
イラストを描く
はんこにしたいイラストを描きます。
トレーシングペーパーは薄くて破けやすいので、イラストは別の紙に書いて、完成したものを鉛筆やシャープペンシルで写すやり方がおすすめです。今回は猫のシールを写してみました。
既存のイラストで作りたい人向けのサイトもあるので、参考にしてみてください。
ちなみに、転写するとイラストが反転します。反転させたくない場合はイラストを反転させて書くか、ペーパーで2回写すと元通りに転写できますよ。
トレーシングペーパーで消しゴムに転写
トレーシングペーパーに写したイラストを消しゴムに転写していきます。トレーシングペーパーを裏返して線の上からなぞったり、定規などでこすって転写しましょう。時々めくって、ちゃんと転写されているか確認してください。
あんまりゴシゴシやると、トレーシングペーパーが破けます。スーッとなぞるだけでも写るので、丁寧に行いましょう。しっかり鉛筆で書いておくとスムーズに写せます。
余分な消しゴムをカット
イラスト周りの消しゴムをカットします。丸や四角などざっくりとした形に切り出しましょう。
ななめ45度に刃を入れて切り出す
さあ、いよいよイラストを切り出していきます。
はんこは切り落とした部分が白、残した部分に色がつきます。どのようなはんこにしたいかを決めてから切り始めましょう。
ななめ45度にナイフを入れて切り出していくのですが、深さや角度の調節がなかなか難しいです。横から見てV字になるように切り、消しゴムを除いていきます。全部切れていなかったり、左右の切れ目の深さが合っていなかったりすると、消しゴムがきれいに取れません。何度も試行錯誤しながら彫り進めます。
できました!
大変でした。もう少し大きくてシンプルなイラストにすればよかったです。
好みの問題ですが、私は青い消しゴムと白い消しゴムがまばらになっているのが嫌だったので青い消しゴムを全て除きました。手間はかかりますが、ここでナイフの使い方が練習できるので一石二鳥です!
インクをつけて試し押し
練り消しやウェットティッシュでゴミを取り除いたら、いよいよ試し押し!
ここで線や形がきれいじゃない部分は彫り直して、納得いく形にしていきます。
完成!
猫の消しゴムはんこができあがりました!
お世辞にもきれいとは言えませんが、この手彫りのざっくり感に愛着がわいています。
細かいイラストで初挑戦だったこともあり、気づけば2時間ぶっ通しで彫り続けていました。それだけ集中して取り組むと、達成感もひとしおですね。実際にやってみて、消しゴムはんこの難しさと奥深さを知ることができました。
手作りの消しゴムはんこで日常にほっこり感をプラス
消しゴムはんこができあがった達成感とはんこへの愛着は想像以上でした。イラストサイトにはかわいくておしゃれな絵柄がたくさんあるので、何かテーマを決めて揃えてみるのもいいですね。大切な人への贈り物や自分が日々使う手帳などに手作りの消しゴムはんこを使えば、きっと見た人の気持ちをほっこりさせてくれますよ。
やってみよっか?