女性登山者が教える！登山に大切なレイヤリングってなに？おすすめの服装を紹介
登山の服装は何となくイメージがつくかもしれませんが、どんなことに気を付けなければならないのでしょうか。「レイヤリング」で着脱しやすく体温調節が簡単な衣類の重ね着で、快適で安全な登山を楽しみましょう。
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20,000円以下
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道具(難度) ■■■
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事前準備(難度) ■■■
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経験(難度) ■■■
難易度の目安
レイヤリングとは？
レイヤリングとは、重ね着のこと。ベースレイヤー・ミドルレイヤー・ベースレイヤーと、衣類を3層にして重ね着することです。
ベースレイヤーとは汗を吸収し逃してくれる肌着のこと。ミドルレイヤーはTシャツなどのこと。その上にパーカーやフリース、そして最後にレインウエアなどを着用します。
体温と汗をうまく調節しなければ、体が冷えたり汗だくになって、体温や体力を奪うことにつながります。汗をかく前に脱ぐ、ファスナーを開けるな、閉める、着込むなどして、登山中は上手く汗を逃しながら衣類の調節をします。
登山の基本となる衣類の着用方法です。
登山にはどんな服装がベスト？
お天気が変わりやすい登山。やはりレイヤリングが必要ですね。
登山では予想もしない天候の変化が刻一刻と迫ります。雨や風、気温の低下や上昇などが常に起こり、その勢いは下界とは全く違います。また、登山では体温を一定に保つことが出来なければ命にかかわるとも言われています。
汗をかいたままにし、濡れた衣類を着ていることで、風が吹けば一瞬にして体が冷え、低体温症を起こすことも。
登山では、一旦体温が下降すると、戻すのは至難のワザ。そのまま体力も低下し、下山できなくなることもあります。山小屋などのない山であれば、風や雨を避けて休む場所もなく、さらされるままになることでしょう。そのため、衣類の調節を汗の始末、体温を一定の保つことは、命を守り、安全に登山を楽しむ最低限の掟なのです。
登山の衣類は、命を守ることに直結します。レイヤリングは必ず行い、脱いだり着たりが簡単にできるよう、基本的には前開きのものを着用します。
それでは、上衣と下衣では、どんな工夫ができるのでしょうか。
上に着る衣類
上に着る衣類は、ご紹介したようにインナー・Tシャツ・パーカーなどに寒ければレインコートを着るのが良いでしょう。
インナーは、汗を素早く蒸発させ、常に乾燥し体温を保てる素材が良いですね。綿素材は濡れると乾くのに時間がかかります。できれば、ナイロンやポリエステルなどの化繊素材のものを着用しましょう。
寒さに弱い人や、初めての登山の人は、パーカーはフリース素材のものが良いかもしれません。温かく軽く、濡れても乾燥が早い素材なので、重宝することでしょう。
上衣は、着脱がしやすく、ファスナーを開けて体温調節や汗の管理もしやすいよう、インナー以外は前開きの衣類が理想です。
下に着る衣類
下の衣類は着脱が難しいですが、レインパンツは持っておきたいもの。レインコートとお揃いのものが販売されていることがほとんどなので、チェックしてみましょう。
レインパンツも雨や風、寒さをしのいでくれるため、履かなくてもバッグに入れておけばいざというときに安心です。
女性であれば、スパッツにショートパンツ、山スカートを合わせたり、トレッキングパンツが良いでしょう。撥水加工の効いた素材だと更に安心ですね。山スカートの場合は、ショート丈の方が足さばきがよく、動きやすいでしょう。ストレッチ感のある素材も良いですね。
下に履くものは、そのほかに、スパッツの上からレッグウォーマーをする人もいます。保温効果があるので、気温が下がったときも安心でしょう。
まとめ
登山で気を付けておきたい衣類の着用方法「レイヤリング」についてご紹介しました。重ね着をしていても、女性の場合は着脱が難しいことも多いかもしれません。
前開きの衣類なら大丈夫ですよ。ファスナーやボタンのものを着用し、脱がなくても前を開けるだけで体温の調節や汗逃しが可能です。
登山にお出かけの際は、ぜひお試しください。
やってみよっか？
