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私が格闘技を続けられた理由。継続のコツを紹介します

既に1年以上も続いている「コロナ禍」ですが、最近ではコロナ患者数の話題や、世界各国のコロナ状況などをインターネットやテレビで見る機会が減って来ていると感じませんか?

もちろん、これほどの長丁場ともなると「慣れ」というものが生まれて来ますが、マスクや手洗い、密を避ける等の対策は、まだまだ「継続」が大事です。コロナに関しては、命にかかわる事ですから継続せざるを得ませんが、やはり「楽しい」ことでないと継続が苦になるのは当たり前のことです。

私もムエタイや柔道を習っていましたが、やはり継続が大変な時期はありました。

特に仕事が忙しい時期や、年末年始などのイベントが多い時期はジムや道場へ通うことが面倒になったり、身体が疲れて「休みたい」という気持ちが大きくなります。

そんな時、あなたならどうしますか?

「続ける」のコツ

私の考えは、「ツラい時、テンションが上がらない時は休めばいい」です。

私たちは格闘技でゴハンを食べているプロではありませんし、無理に他人に強要されることもありません。

例えば、これが給与(生活)の為の仕事なら、歯を食いしばって、我慢してでも仕事をしなければなりませんが、所詮は趣味の世界ですから、誰の迷惑にもならなければ、休んでしまえばいいのです。

週1、2回の練習やジム通いの場合なら、1回2回と休んだところで、気持ちはあまり変わりませんから、いっそのこと2、3週休んでしまいましょう。

きっと休んでいる期間に「あー、練習行きたいなー。」という気持ちになってきますので、それからまた通えばいいのです。

嫌いにだけはならないで

ただし、長期間で休む場合は「気持ちが離れる(嫌いになる)」ことだけは注意しましょう。あまりにも長く練習、ジム通いから離れていると、初心を忘れてしまい、「格闘技への興味」すら忘れてしまいます。

休んでる間も、自宅で軽くパンチを出してみたり、格闘技のYoutubeを観たりして、興味を失わないようにしましょう。

Youtubeを活用しよう

さて、いま話したYoutubeについてです。

私個人の考えですが、このYoutubeがあと10年早くあったなら「世界のスポーツレベルが2~3は上がっている」と思います。

格闘技を例に挙げれば、名プロ選手の試合はもちろん、各格闘技の専門家や有名選手が、技や動きを1つ1つを丁寧に解説、説明してくれて、なおかつ、自分と同じような初心者に向けての練習方法や、練習風景も観る事ができます。

例えば「パンチの打ち方」と検索してみれば、途方もない数の動画が出てくることでしょう。

また、各レベルにも対応していますから、「初心者のパンチの打ち方」からプロ選手が「試合で使うパンチ」まで様々な動画を観る事が出来ます。

気に入った動画や、チャンネル主のものは保存して、いつでも観れるようし、できれば、何度も同じ動画を観るようにしてください。同じ動画でも、習い始めて1週間の時に観るのと、始めて2ヶ月で観るのとは、全く違って観えるはずです。

初心者向けの動画が、あまり有効に感じなくなったなら、あなたは初心者から「初級者」へステップアップした証拠なのです。

初心者同士で安心しよう

数ある動画の中でも、個人的なお勧めは、先に挙げた「初心者の練習風景」や「子どもの練習風景」です。

これは他のスポーツでも共通していますが、新しくスポーツを始めたばかりの頃に、いきなりプロの技や練習方法を観ても、正直いって参考になりません。例えば、K-1選手の技や練習を観ても、自分の理想や完成体のイメージはできますが、正直いって「こんなこと、できないよー」と思ってしまいます。

自分の数倍も速いパンチ、相手の頭の上まで届く高いキック、こんなものを観てしまうと、初心者の自分のパンチやキックが「カッコ悪い」と感じてしまい、ジムでの練習なども「恥ずかしさ」が出て弱気になってしまいます。

それよりも、今の自分と同じレベルの初心者たちの練習風景を観ましょう。

プロとは比べ物にならないパンチやキックを、一生懸命に学んでいる姿を観た方が、「最初は誰でも(プロでも)、こういう風に始まったんだ」と実感できますし、「彼らよりは、自分のパンチの方が、ちょっとマシだな」などと、モチベーションを上げることもできます。

初心者の技はスピードも遅いので、ゆっくりと身体全体の動きを観る事もできますので、「パンチの練習風景」を観ながら、視線はパンチではなく、常に下半身の動きを観れば、パンチと下半身の連動が観れて、よい勉強になります。

負けられないという気持ち

おっかなびっくりで飛び込んだ格闘技の世界ですが、ある程度続けていくと、興味だけではない様々なモチベーションが生まれて来ます。

まずは、インストラクター(先生)やジム仲間との出会い。私の通っていたムエタイのジムの場合は、生徒の半数が女性でした。

格闘技というよりは「ムエタイのフィットネス効果」の為に通っている方が多いようですが、それでも1年以上続けている女性達は、鋭いパンチや豪快なキックを身に付け、「パシーン、パシーン!」と気持ちのいい打撃音をミットで鳴らしています。

私も初心者ではありますが、「男として負けるわけには行かない」という見栄で、頑張った記憶があります。

「身体つき」の変化がモチベーションに

ジムに入って3ヶ月位した頃から、身体つきに変化が現れました。

始めたばかりの頃は、ジムの後に帰宅してシャワーを浴びても「頭が洗えない」状態でした。

これは前述した「ずっと腕を上げていると、二の腕、肩が痛くなる」の効果ですが、練習後は本当に腕が上がらなくなり、腕を上げて頭をこするという洗髪の行為ができなくなります。

それがなくなり、いつの間にか頭も普通に洗えるようになった頃に、二の腕(特に裏側)と背中が引き締まり、男性の自分でも「腰にクビレ」が出てきました。

つまり「格闘家」の身体つきになってきたのです。

もちろん、体力もついてきて、ジムでは最初に行う「縄跳び」も隣のジムメイトと話をしながら跳べるようになってきました。

続けてて良かった!

こういった「成長」を実感すると、もうやめられなくなります。

私はこうして、どんどん格闘技の世界にハマっていきました。

皆さんも、自分が楽しいと思える範囲で何か新しいことを始めてみてはいかがでしょうか?

やってみよっか?

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