【インタビューあり!】「日本の伝統・伝説×アクアリウム」のアートスポット『UWS AQUARIUM GA☆KYO』 がアクアシティお台場にオープン image

【インタビューあり!】「日本の伝統・伝説×アクアリウム」のアートスポット『UWS AQUARIUM GA☆KYO』 がアクアシティお台場にオープン

お台場の大型ショッピングモール「アクアシティお台場」の3階に、「日本の和」を表現した新感覚のアクアリウム『UWS AQUARIUM GA☆KYO』がこの夏グランドオープンしました。

今回、オープンに先立ちメディア内覧会にYOKKA編集部が参加!当日、この施設をプロデュースしたアースクリエイターGA☆KYO氏自ら、各エリアの見どころや想いについて語ってただきました。

スペシャルインタビューもあるので、ぜひ最後までお楽しみください♪

『UWS AQUARIUM GA☆KYO』ってどんなところ?

アクアリウムのテーマ

「万華鏡」「花魁」「侘寂」など、繊細で美しい日本文化とアクアリウムを融合させた全く新しいアート空間「アク『和』リウム」。テーマごとに分かれた5つの異空間を歩いて進むたびに、水の中で自由に泳ぐ魚たちと日本の伝統とのコラボレーションが楽しめます。

手掛けるのは、国内最大級の金魚ミュージアム「NARA KINGYO MUSEUM」や、横浜で開催した宇宙旅行がコンセプトの「UNDET WATER SPACE」などをプロデュースし累計50万人を魅了したUWS AQUARIUMです。

従来の「水族館」のイメージを180度覆す、日本の伝統・歴史・芸術とアクアリウムのコラボレーションをぜひご体感ください。

完成までの経緯

プロデューサーであるGA☆KYO氏が力強くお話しされていたのは、「錦鯉」「金魚」などの単体の魚は海外でもとても人気だが、日本文化と融合させた施設としてのアクアリウムが少ないということ。日本には視覚的にも概念的にも世界にアピール出来る伝統や芸術がたくさんあるため、その美しさとアクアリウムを合体させた場所として、ぜひお台場から世界へ発信させたいと、今回『UWS AQUARIUM GA☆KYO』のオープンが決定しました。

こんな人におすすめ!

ここ『UWS AQUARIUM GA☆KYO』はどんな方でも思い思いに楽しんでいただけるスポットです。おひとりで訪れるとゆっくり時間を取って各エリアを回ることが出来るでしょう。紹介カードを読みながら作者の熱意に想いを馳せてみてください。また、女性同士にはSNS映えスポットとしてもおすすめ!カラフルな「花魁」エリアやどなたでも幻想的な写真が撮れる「万華鏡」エリアなど、ほかでは撮ることが出来ないような美しい写真が撮影できますよ!

また、外国人の友人を連れて行くのもいいアイデアです!前述の通り、日本文化や伝統をテーマにした新スポットのためアクアリウムを楽しみながら日本芸術の雰囲気や歴史も実感いただけるでしょう。

プロジェクションマッピングやライティングなど、最新鋭の技術と日本古来の芸術的感覚の融合は、どんな国、どんな世代にも新鮮に映ること間違いなしです。

基本情報

  • 開催地:アクアシティお台場3F
  • 公共交通機関でお越しの方:ゆりかもめ 台場駅から徒歩1分/りんかい線 東京テレポート駅から 徒歩6分
  • お車でお越しの方:レインボーブリッジ方面から 首都高速11号台場線「台場出口」から約3分/横浜・羽田方面から 高速湾岸線「臨海副都心出口」から約1分
  • 料金:大人(中学生以上) ¥1,200/小学生 ¥600/障がい者 (各種手帳掲示) ¥600/小学生未満 無料
  • 営業時間:平日 11:00~20:00/土日祝 11:00~21:00

各エリアの概要

『UWS AQUARIUM GA☆KYO』には様々な日本文化を投影した5エリアがあり、一つひとつ全く異なる個性を放っています。

侘寂~WABISABI

心を弾ませながら順路に沿って進んでいくと、まず目に飛び込んでくるのが、流木・盆栽・水晶が一体となって、まるで一枚の水墨画のような「侘寂」です。

木や石の間をくぐり抜ける水の音は何とも繊細で緩やかな時の流れを体現しています。さほど広くない空間の中にでも多くの要素を集めひとつの芸術として表現している作品はまさに「日本人の和ごころ」です。

花魁~OIRAN

そのとなりに広がるカラフルな空間は「花魁」。円柱形の水槽一つずつに日本の伝統的な模様があしらわれています。白と赤の金魚「さらさ」をはじめ、様々な色の金魚が泳ぐ様は、まるで華やかな羽衣をまとった遊女が歩く花魁道中のよう。

壁に飾られた和傘のライトアップも相まって、異空間にワープしたような空間作品になっています。

万華鏡~MANGEKYO

光と鏡を使い、七変化する日本古来のイリュージョンである万華鏡を、「日本の鏡玉集団であるミラーボーラーズ」と「多種多様なビジュアルディレクションを繰り広げる苦虫ツヨシ」の絵画でまさにここにしかない異空間を作り上げました。壁に埋め込まれた水槽の周りには計算され尽くされた角度で鏡が設置されており、覗き込むと球体に見えます。

色鮮やかに変化する水槽の中で自由に泳ぐ魚、まるで不思議な惑星のように見えるのが何とも不思議な空間ですよ。球体の写真はどなたでも簡単に撮影できるのでSNS映えも狙えます。

遊楽~YURAKU

ここは、ご来場者がインタラクティブに実際に遊び楽しめる空間です。

部屋の中央にあるのは、現代の技術を用いたインタラクティブ×金魚すくい×おみくじ=電金(デジキン)みくじを体感できる企画展示ゾーン。映像の中で泳ぐ金魚を手ですくってみるとあなたの運勢が浮かび上がる、遊び心に溢れたイベントが楽しめます。

龍宮~RYUGU

雅教のアク和リウム異空間表現のメインエリア。

「もしも、お台場に龍宮城があったら?」という自由な発想から誕生しました。プロデューサーのGA☆KYO氏の30年のキャリアを集約した渾身の作品になっています。

アクアリウムクリエイター GA☆KYO氏のスペシャルインタビュー

この『UWS AQUARIUM GA☆KYO』のプロデューサーであるGA☆KYO氏へ、今回特別にYOKKA編集部がインタビューさせていただきました!

このお台場の地で開催することの意義、アクアリウムに込めた熱い想いなどを存分に語っていただきましたので、ぜひお楽しみください。

GA☆KYO氏について

UWS ENTERTAINMENT代表として、繊細かつ奇抜なアイデアで、水槽を「水の惑星」と称しアクアリウムの新しいスタイルを切り開いてきた、日本を代表するアクアシーンの異端児 。テラリウムやビオトープなどさまざまなジャンルに定評があり、陶芸や音楽 といったジャンルを超えたアーティストたちとのコラボレーションイベントを開催するなど、多くの人の支持を集めています。そして見る人の心を魅了するその作品は、時の流れを忘れさせるほど優雅で美しいのです。

Q. まずはじめに、この施設をオープンするとなった経緯などについて教えてください。

「日本人としてのアクアリウム」表現を、数年前から追求・研究し始め、世界中の人に届けたいという思いがありました。しかし、昨今の新型コロナウイルスの影響から、訪日観光客の受け入れが難しくなり、外国の方に我々の作品に触れてもらう機会は激減しました。

そんな中、インバウンド向けに需要の高いアクアシティお台場から出店の話を受け、コロナ終息後の未来へ向けて、今一度「日本人としてのアクアリウム」を世界へ届けるべくオープンいたしました。

Q. 主催者の想いについて。日本人にとっては、日本文化や伝統を見つめ直すこと、訪日外国人には日本文化を新たなかたちで認識していただくことなど、様々な側面があると思います。この施設に込めた想いを包括的に教えてください。

水族館やアクアリウムと言うと、自然界の水景や生態系を再現・表現したものが一般的なイメージに感じますが、私は観賞魚が持つ魅力というのは、「自然的なものやシンプルなものだけではない」と考えています。

そもそも日本の伝統的な魚である「金魚」は、見る人に喜んでもらうべく様々な品種改良がされてきました。私は魚たちに観賞魚としての最高の舞台を用意したいと思い、魚を標本のように展示するのではなく、アートとして表現することが最も魅力を引き出すことができる方法だと考えています。

また金魚を始めとして、デジタル化が進む世の中で忘れがちな沢山の日本の文化や歴史、伝説に触れるキッカケになればという思いも込めています。

Q. 従来のアクアリウムとは異なる、ぜひ観ていただきたいポイントはどんなところでしょうか。

最大の違いは、メインの展示が「魚」では無く「アート作品」という点です。

通常の水族館では「魚」は観察や研究の対象としての位置づけが強いですが、私たちは「魚」のことを「自然界が作り出した完成されたアート」として捉えています。そのため、「魚」が持つ美しさを最大限引き出せるように、空間や展示のアプローチを工夫し、異空間を作り出しています。

Q. クリエイター陣のおすすめポイントはどんなところでしょうか。

様々なクリエイターの作品がありますが特に、香川、奈良、横浜全ての店舗でコラボしている「MIRRORBOWLER(ミラーボーラー)」の作品は、独創性が高く見る人の多くを魅了すると思います。

Q. 特に注目すべき、おすすめのエリアや水槽はどこでしょうか。

全てのエリアがオススメですが、1つ挙げるとすればメインのエリアとなる「エリア5 龍宮~RYUGU」です。このエリアは、東京お台場の海の中にある龍宮城をイメージして制作しました。アクアリウム・テラリウム・流木アート・水槽アートなど用い、斬新かつ奇抜なアイデアで空間を演出しています。

Q. 最後に、ご来場を検討している方々にむけてメッセージをお願いします。

「UWS AQUARIUM GA☆KYO」は、老若男女幅広い世代の方へ楽しんでいただける施設となっています。

創造された繊細かつ豪快な日本の「美」と、自然から生まれた水中で生きる「美」の、命の鼓動を五感で体感する5つの異空間で、非日常的な体験をぜひお楽しみください。

ひと味違う「アクアリウム」体験を

水族館に日本の伝統的芸術・最新技術が融合した新感覚のおでかけスポット。真夏の暑い日にお台場へのショッピングや観光と一緒にぜひ訪れてみてください。

今までの水族館のイメージを覆す、新しい体験が待っていることでしょう。

出典・参考

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