【家庭菜園】レースのような可愛い花オルレアの魅力とは
白くて繊細でレースのような見た目のオルレアは、春から夏にかけて庭を美しく彩ります。
見た目は繊細なのに、ぐんぐん成長して意外と丈夫。
そんなギャップのあるオルレアを地植えで育ててみました。
あっという間にひと回りもふた回りも大きくなるので、育てていて飽きのこない花です。
1,000円以下
道具(難度) ■■
事前準備(難度) ■■
経験(難度) ■初めは小さくて繊細だった
苗を購入した時はまだ蕾すらついていない状態で、一つ一つの茎はとても細く、葉っぱも小さめで全体的に華奢な見た目でした。
ちょっとでも衝撃が加われば折れてしまいそうなほど繊細で、水やりをする時も葉っぱに水がかからないよう注意したり、扱いには気を使っていました。
株全体の背丈は大体10cmほど。
背丈が小さめだったので、コンパクトサイズの2号プランターに植えることにしました。
茎が丈夫になって葉っぱの数も増える
プランターに移し替えて1か月ほど経つと、初めの繊細な見た目からは想像もつかないほどぐんぐんと成長し、
しっかりとした太い茎が枝分かれして上へと伸びていきます。
葉っぱの数も増えていき、横にも上にも成長してボリュームのある見た目になりました。
育て始めた頃より一回り大きくなり、背丈は20cmほどに。
葉っぱの数が増えるにつれて下の方の葉っぱが変色していることもあったので、変色した葉っぱはこまめに摘み取ります。
茎の先の方には3つほど蕾ができ始め、花が咲きそうな気配がしてきました。
白いレースみたいな花がたくさん咲く
しばらくすると、白くて可愛らしいオルレアの花が次々に咲き始めます。
一つの蕾から
7つ～8つくらいの花がまとまったように咲く
ので、まさにレースのようにつながった、繊細で美しい見た目が楽しめます。
花のついた茎はぐんぐん上へと成長し、全長は50cmほどに成長しました。
既に10個前後の花が咲いていますが、さらに蕾がついているのでまだまだ伸びていきそうです。
初めは小さくて華奢だったので2号プランターに植えましたが、背丈もボリュームもかなり成長するので、少し余裕をもった大きさのプランターに植えた方が良さそうですね。
思ったより伸びたので地植えにした
1か月ほどで2倍以上の大きさに育ち、予想以上に成長したので、
地植えに移し替える
ことにしました。
耐寒性が強くて丈夫なオルレアは、玄関や庭の花壇などに植える地植え花としても人気。
背丈も高くて見た目も綺麗なので、華やかに彩ってくれます！
ちょうどハイビスカスを地植えしていたので、その隣にオルレアを植えることにしました。
もとの土に培養土を適量混ぜて土づくりを行い、プランターから移し替えます。
プランターと違い、サイズ感を気にすることなくどんどん成長できるので、安心ですね。
寄せ植えにするなら大きめプランターを用意
背丈の高いオルレアは地植えにしても良いですし、他の花と合わせて寄せ植えを作っても良いでしょう。
ただし、あっという間に成長して全長60cm以上になることもあるので、
ある程度のボリュームは想定しておいた方が良い
です。
植える花の数にもよりますが、3株～4株の寄せ植えなら7号か8号くらいのサイズで、 十分な深さのあるプランターだとより安心です。
背丈の高い花と合わせると尚良
オルレアはレースのような見た目が綺麗なだけでなく存在感もあるので、同じようにある程度背丈のある花と合わせるのがおすすめ。
背丈の低い花よりも縦に長い花の方が、プランター全体のバランスもまとまりやすく、豪華で洗練された雰囲気になりますよ。
上に向かって伸びるスカビオサやニゲラ、キンギョソウ、サクラソウなどと合わせても良いでしょう。
同じようにボリュームのある花だと窮屈になってしまうことがあるので、あまりにも花が増えてきた場合は、
こまめに茎を切ったりして見栄えを調整すると良いですよ。
切り花にしても可愛い
花数の多いオルレアは、切り花としてお部屋に飾って楽しむこともできます。
次から次へと蕾が生えてくるため気軽に切りやすく、長さもあるので
一輪挿し
にしても可愛いですよ。
白くて清楚な見た目なので、玄関はもちろん、さまざまな場所で映えること間違いなし♪
オルレアが成長してきたらお部屋の中にも取り入れてみると良いでしょう。
メインの引き立て役に
白くて繊細でレースのようなオルレアは、主役に華を添える良い引き立て役になるので、他の花と一緒に生けるのがおすすめ。
オルレアよりも
しっかりとした茎で発色の良い花
だとより相性も良く、バランスもまとまります。
同じように
可憐で美しい見た目のバラ
などと合わせるのも良いでしょう。
見た目も色合いもスッとなじみ、より華やかでゴージャスな雰囲気を楽しめますよ。
オルレアだけでまとめれば清楚なイメージに
オルレアは一本だけで一輪挿しにしても良いですが、いくつかまとめて生けることで動きが出て、白い花のブーケのような雰囲気になります。
色が白いのでまとめて生けても重くならず、爽やかな空間を演出できるでしょう。
白の陶器やガラス製の花瓶
を使うとより清潔感が増しますよ。
玄関だけでなく、テーブルの上などにさり気なく置いてもおしゃれですね。
可愛いだけでなく生命力の強い花だった
今回私が育てたのは「
ホワイトレース
」という品種。
名前の雰囲気から、華奢でか弱い花なのかと思いきや、
とても生命力の強い花
でした。
見た目が可愛いだけでなく育てていて飽きないので、初心者にもおすすめ。
プランター植えから切り花までさまざまな楽しみ方ができますよ。
やってみよっか？
