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【GWにおすすめ】春を感じて運気もUP!栃木県のお出かけスポット3選

せっかくのゴールデンウィーク!いつもの週末のように近所ではなく都心からちょっと足を伸ばしてみませんか。

今回は、都心部からでもアクセスのいい栃木県のおすすめスポットを紹介します。都心からは近いけど意外と知らなかったこともたくさん?GW前後にしか楽しめない自然やグルメもあるので、ぜひチェックしてみてください。

GW~5月中が見頃のピーク!あしかがフラワーパーク

「栃木県天然記念物」の藤の花にはじまる、一面のお花畑

東京都内や関東近郊で電車に乗ると、駅構内のポスターや電車内の広告で、 満開に咲き誇る藤の花 を見たことはありませんか。

この記事で紹介するあしかがフラワーパークは、 車のみならず、電車などの公共交通機関でも行きやすいフラワーパーク なのです。

あしかがフラワーパークは、もともと1968年に栃木県足利市堀込町(現:朝倉町)に 「早川農園」 として開園しました。 「250畳の大藤」 として人々に愛されていましたが、都市開発のため1997年に現在の足利市迫間町 ( はさまちょう ) に移設することとなり、名称を改め「あしかがフラワーパーク」 として再度オープンしたのです。

現在は 100,000㎡ もの敷地面積に季節ごとに実に様々な花が咲き誇ります。

その中でも、園のシンボルである大藤は日本の女性樹木医第一号である塚本こなみ氏によって移植されました。当時は、 大藤(当時樹齢130年) の移植は前例がなく常識を超えた移植プロジェクトに全国から注目を集め、日本で初めての成功例となったそうです。

園内の大藤4本と80mにおよぶ白藤のトンネルは栃木県天然記念物に指定されて、4月中旬から5月中旬に満開になり見頃を迎えます。

ゴールデンウィークの見どころ

前述の通り、藤の花はあしかがフラワーパークのシンボルであり必見ですが、ゴールデンウィーク前後はこの他にも多くの花が見頃を迎え一面にカラフルな世界が広がります。まさに「春満開」の園内をゆっくりと歩きながら鑑賞してください。

「開園25周年記念感謝祭 春の花まつり2022」開催中!

3月上旬から5月にかけて、あしかがフラワーパークでは色鮮やかな花が自分の順番を今か今かと待つように、次々に咲き誇ります。

◆ 30,000球のチューリップ【開花時期:3月上旬〜4月中旬】

鮮やかな赤、明るい黄色、白とピンクのグラデーションなど、 春を象徴するような色のチューリップが凛と空に向かって咲き誇ります 。30,000球という圧倒的な数もあり、歩くたびに「ふわっ」と春の香りがするでしょう。

◆ 雪柳

雪柳の木は枝が垂れるように生えており、1本1本の枝が見えなくなるほど小さくて可愛らしい白い花が咲きます。 その姿はまるで、柔らかい粉雪が舞っているようです。

この他にも、ボケやミカイドウなど春を代表する花が咲き誇っていて、園内に入ると春の香りに包まれるような空間になっています。

あしかがフラワーパーク最大のイベント「ふじのはな物語 大藤まつり2022」開催!

◆350本以上の藤の花 【開花時期:3月上旬〜5月中旬】

さすがはあしかがフラワーパークのメインとなる花。 「ふじのはな物語」 開催中の満開の藤の花は「圧巻」の一言。

また、近年 大人気の漫画『鬼滅の刃』 では、 毒がある「鬼避けの花」として藤の花が登場 しているので、お子さまでもより身近に感じられるのではないでしょうか。

藤の花と言っても様々な色味があり、 うす紅・紫・白・黄色の順に開花 していきます。

  • うす紅藤(4月中旬〜下旬) :桜のように淡く優しいピンク色の藤。日本人の心に響き、春の訪れを感じさせ心が落ち着くような色合いです。
  • 大藤(4月下旬〜5月上旬) :栃木県指定天然記念物の大藤。太く歴史を感じさせる中央の幹から大きく広がる藤色の海は、目の前を藤色一色に変えてくれます。
  • 白藤(5月上旬) :同じく栃木県指定天然記念物の白藤。真っ白に咲き誇るその姿はどこか気高く気品が漂います。
  • きばな藤(5月上旬~中旬) :日本ではとても珍しい黄色の藤です。

600畳敷の大藤棚3面と世界でも珍しい八重の大藤棚、庭木仕立ての藤、80m続く白藤のトンネルやきばな藤のトンネルなど、 様々な角度から鑑賞 することができます。

また、スクリーンのように池に映る夜の藤やライトアップされた風景は、とても幻想的で息を呑む美しさです。

◆ 5000本以上のツツジ【開花時期:4月中旬〜5月上旬】

濃いピンクや赤など、藤の花に比べると明るくビビットな色彩のツツジは、藤が広がる園内にメリハリを与え、より一層心をワクワクさせてくれます。

交通アクセス

あしかがフラワーパークは車でも電車でも「首都圏から90分」でアクセス良好です!

お車でお越しの場合

【東北自動車道より】

  • 佐野藤岡ICより、国道50号前橋・足利方面進行(約18分)

【北関東自動車道より】

  • 太田桐生ICより、国道122号経由、国道50号足利・小山方面進行(約20分)
  • 足利ICより、国道293号経由、県道67号佐野方面進行(約15分)
  • 佐野田沼ICより、県道16号経由、県道67号足利方面進行(約12分)

◎無料臨時駐車場:6,000台

公共交通機関の場合

  • 2018年4月にJRあしかがフラワーパーク駅が開業!
  • JR両毛線高崎駅→あしかがフラワーパーク駅(約1時間10分)

5月の清々しい気候におすすめ!公園やハイキングコースもある足利織姫神社

栃木県足利市、織姫山にある足利織姫神社は目の前に到着するやいなや、 高台にある社殿まで続くひと際目を引く「七色の鳥居」 が目に入ります。

社殿への行き方は、この七色の鳥居をくぐる 別名「縁結び坂」と呼ばれる「女坂」 と、 社殿まで229段の真っ直ぐな階段が続く「男坂」 の二通りです。

織姫神社が「縁結びの神社」 と呼ばれる由縁

この神社のご祭神は、機織(はたおり)をつかさどる『天御鉾命』と織女である『天八千々姫命』の二柱の神様です。

この二柱の神様は共同して織物(生地)を織って、天照大御神に献上したといわれています。

織物は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が織りあって織物(生地)となることから、男女二人の神様をご祭神とする縁結びの神社 と言われるようになりました。

また、織物をつくる織機(しょっき)や機械は、鉄でできているものも多いことから 「全産業の神様」とも言われ7つのご縁を結ぶ産業振興と縁結びの神社 となりました。

女坂(縁結び坂)を通ると七色の鳥居が

社殿へ続く階段は「男坂」と「女坂」がありますが、女坂を通ると織姫神社の象徴である 「七色の鳥居」 を通ることができます。社殿への道に連なる鳥居はなんとも荘厳です。

2017年に完成したこの七色の鳥居は、以下のようにそれぞれ意味が込められています。自分の人生や生活を振り返りながらゆっくり上ってみてください。(男坂に比べると足元が悪いのでご注意ください)

  1. 赤:よき 人 と縁結び
  2. 黄:よき 健康 と縁結び
  3. 緑:よき 知恵 と縁結び
  4. 青:よき 人生 と縁結び
  5. 若草:よき 学業 と縁結び
  6. 朱:よき 仕事 と縁結び
  7. 紫:よき 経営 と縁結び

様々なハイキングコースもある恵まれた立地

神社があるのは織姫山ですが、周辺を多くの山に囲まれておりレベル別に複数のハイキングコースもあります。 5月の晴れた涼しい日には時間に余裕をもってハイキングを楽しむのも大変おすすめ です。

舗装された道だけではなく岩がむき出しのでこぼこ道もあるので爽やかな汗をかきながら進んでいけそうです。各所に展望台があり、 休憩時には視点を変えながら絶景を拝むことができます

● おすすめコース:天狗山コース

足利織姫神社~鏡岩~両崖山~天狗山~富士見岩見晴台~通七丁目
(合計5km / 所要時間165分)

実は絶景スポットでもある織姫神社

織姫山の中腹に鎮座する足利織姫神社。 階段を上って行き社殿を背にして振り返ると、自然と街並みが融合した美しい風景 が正面に広がります。社殿も深夜までライトアップされており、荘厳に輝く様は昼間とはまた違った風格を見せてくれます。(ライトアップ時間  17:00~24:00 ※季節によって変動あり)

さらには、社殿の奥に続く舗装された階段や遊歩道もあり、進んでいくと織姫公園へと続きます。もう少し高台に辿り着いた後には、東方向に渡瀬川方面、南方向に太田市方面、南東方向に足利市駅方面と、まさに四方八方が雰囲気の異なる夜景に囲まれています。 夕暮れ時には真っ赤に沈みゆく夕日 が、 夜にはそこに生活する人々がつくる灯りで織りなされた夜景 が広がっていますよ。

また、この場所は、2014年に 「日本夜景遺産」(自然夜景遺産) に認定されているスポットでもあるのです。ちなみに、栃木県ではここ足利織姫神社の夜景のほかに、 栃木市太平山からの夜景 あしかがフラワーパークの夜景 も登録されているので、お時間があれば寄ってみてくださいね。

交通アクセス

お車でお越しの場合

  • 【北関東自動車道より】足利ICより約10分、太田桐生ICより約15分
  • 【東北自動車道より】佐野ICより約30分

公共交通機関の場合

  • 【東武伊勢崎線】足利市駅より徒歩30分
  • 【JR両毛線】足利駅より徒歩30分

「竹」を散策して・食べて・撮影して!若竹の杜

まさに「竹のテーマパーク」

360°見渡す限り竹に囲まれるこの場所では、周りの雑踏が遮られ非日常の雰囲気が漂っています。 ここ若山農場は、親子三代に渡り100年以上ものあいだ筍や栗を作り続けている歴史ある場所。真摯に竹と向き合っていた結果その美しく幻想的な風景が評価され、今では多くのCMや映画のロケ地としても使用されているそうです。

「一般の方にも竹を身近に感じてほしい」 と開放した竹林では、笹の葉がこすれる音に耳を傾けながら何も考えずただ散策したり、夜のライトアップを楽しんだりと思い思いの時間を過ごすことができます。

また、この季節ならではのイベントも開催しているので、春の季節にぜひお楽しみください。

ゴールデンウィークならではの季節イベントもたくさん!

◯ 4月下旬から旬まっさかり!筍狩り

事前予約不要で9:00〜15:00頃まで受付可能です。やり方や注意事項の説明を聞いたら、 いざ!宝探しの気分で筍狩り に出かけましょう。

鮮度を保つため土と皮が付いたまま狩ってきた筍は計量の上精算(1㎏1,000円)し、お持ち帰りいただけます。ぜひ、なるべく早く茹でて採れたての美味しさをご堪能ください!

ちなみに、若山農場のおすすめは、持ち帰った筍を半分に切ってから皮をむき、そのまま鍋一杯の「水」に沈め茹でる方法です。米ぬかは不要で真水から30~40分も茹でればでき上がり!「生の筍の下処理は少し面倒」というイメージを払拭。 実は、ほかの野菜の下ごしらえと同じような手軽さ なんです。

◯ 筍のお弁当販売も予約開始!竹器でいただくお抹茶も♪

若竹農場の筍を当日に食べたいという方に朗報 です!旬の筍をふんだんに使用したお弁当が販売されています。(宇都宮の天ぷら懐石で知られる治兵衛さんのお弁当です)

土日祝日限定で11時頃から販売開始ですが、確実にお求めになりたい場合はご予約がおすすめ。ふたを開けた瞬間目に飛び込んでくる筍や春の野菜は彩りも鮮やかで、目でも楽しめるお食事ですね。

また、 竹林の中にあるお茶屋では竹の器に入れたお抹茶(お茶請け付き)をいただくことができます 。飲み終わった竹器はお土産としてお持ち帰りいただけますよ。

交通アクセス

お車でお越しの場合

  • 東北自動車道/日光宇都宮道路 宇都宮I.C.下車
  • 都心からおよそ 120km 1時間30分
  • 日光街道(119号)宇都宮市内方面へ 3km 約5分

公共交通機関の場合

  • JR宇都宮駅 西口バス乗り場 関東バス 52・56・58系統乗車
  • 「野沢寺前」下車(10km/約30分)
  • 進行方向に徒歩 600m(約10分)

ちょっと足を伸ばして、GWを満喫しよう

意外と行く機会が少ないかもしれない栃木県ですが、 人混みを避けながら楽しめるスポットがたくさん あります。春ならではのお花を眺めたり、ちょうどいい気候の中気持ちいい汗を流したり、春グルメを満喫したり、いつもより時間を使ってちょっとのんびり旅を楽しんでみませんか。

出典・参考

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