アンコールトム南大門は、12世紀後半にジャヤヴァルマン7世が建造した都市の城門として使用されていました。アンコールトムには南大門の他に、北大門、西大門、死者の門、勝利の門があります。死者の門、勝利の門は東側にあります。勝利の門以外は、アンコールトム中央にあるバイヨン仏教寺院へとつながります。勝利の門のみ、まっすぐ進むと王宮跡にたどり着きます。この5つの門の中で、勝利の門が最も破損が少なく、保存状態が良いです。
アンコールトム南大門の見どころは、彫刻の美しさです。門の上にある観世音菩薩の四面塔は、クメールの微笑と呼ばれる、柔らかな微笑を浮かべています。門の正面の堀に架けられた橋の欄干には、ヒンドゥー教の天地創世神話である「乳海攪拌」がモチーフとなっています。門の右側に阿修羅、左側には神々が並び、ナーガ(蛇神)を引っ張っています。その阿修羅、神々の数はそれぞれ54体ずつあり、圧巻です。仏教とヒンドゥー教、クメール王朝時代の変遷も感じることができ、見応え十分です。
ガイドのサムナンさんは、分かり易い案内で写真の撮影スポットも詳しくていい写真撮れました。
歩いた後のエステマッサージは最高でした❣️
食事もとても美味しかったです