アンコールワット建設前の11世紀末から12世紀初頭に建設されたのではないかと言われています。アンコールワットと似た様式で、少し小さ目なことから「東のアンコールワット」とも言われています。ヒンドゥー教寺院として建設されましたが、仏教のモチーフの彫刻も彫られています。1990年代に発見され、2001年から外国人にも公開されるようになりました。遺跡内では安全確保のため足場があります。また、遺跡周辺では地雷も残り、現在も撤去中です。
ベンメリアの見どころは、修復されていない遺跡そのものを体験できるところです。片づけられてはいますが、崩れた遺跡の上を歩く場所もあります。中には保存の良いものもあり、ベンメリアの蛇神ナーガの像は細部まで確認できるものもある。まだ謎が多い遺跡で、どの時代に誰によって建設されたかなどを明らかにする碑文は発見されていません。また、全貌が明らかになればアンコールワットを凌ぐといわれるほどの規模を持つと推測されています。
ラピュタの世界を感じさせてくれる遺跡でした。苔に覆われた石や遺跡を覆う木々が素晴らしかったです。数年後、修復される予定とのことで早めに行かれることをお勧めします。
ベンメリア自体はは良かったけれど遺跡観光のみで55ドルは高すぎると思いました。農村見学も❓でした。
ガイドさんももう少し説明の上手な人がよかったです。