テガラランのライステラス(棚田)は、ウブドにあり、川沿いにつくられたテガラランのライステラスは、バリのライステラスの中でもその美しさでとても有名です。
バリの数あるライステラスの中でも、「神の階段」とも呼ばれる随一の美しさを誇るライステラスを見に、多くの観光客が訪れます。
日本の水田と違い、大きなヤシの木に囲まれていて、傾斜もきついです。
テガラランの棚田のところどころには、小屋があり、そこではバリのコーヒーがライステラスを見上げながら飲めるようになっています。
このように、日本にはない棚田の風景を楽しむことができます。
歴史
テガララン村は、ウブドを北上したキンタマーニ方面、8キロメートルくらいのところに位置する小さな山間の村です。
バリでは、農業の中心は稲作であり、島にはいたるところに水田があります。
しかし、テガララン村を南北に走り、川沿いに広がるライステラスは、バリのなかでも非常に美しく、有名です。
2014年にユネスコが世界遺産に登録した「プクリサン川流域のスバック(棚田)の景観」のエリアにも、テガラランは含まれています。
見どころ
ライステラスのまわりの道路沿いには、ライステラスがよく見える位置にカフェやレストランがあります。
オープンエアーのカフェでライステラスを渡る風にそよぎながら、ゆったりとした時間を過ごしましょう。
新しくトレッキングコースもできたので、ライステラスまで歩いて渡れるルートもあります。
テガララン村の近くには、民芸雑貨の工房もあり、木彫りやガラス細工、鏡などを制作しています。
雑貨問屋街とも言われていますが、販売も行われていて、観光地よりも安く手に入れることができます。テガララン訪問の記念やお土産として購入するというのはいかがでしょうか。