プーケット水族館は、タイ国立の海洋生物研究のための施設です。プーケット国際空港から約50ｋｍ、パンワ岬の先端に位置し、サンゴや魚、マングローブの生態などについて知ることができます。特に力を入れているのが絶滅が危惧されているウミガメの研究と孵化です。
歴史
1966年にデンマーク政府と共同で、海洋生物研究所でもある国立の水族館として設立されました。長期にわたって修繕をした後、2005年にリニューアルオープンしました。
見どころ
天然資源環境庁施設であるプーケット水族館には、大小30以上もの水槽があり、サンゴやウミガメなど海水の生物、アロワナ、フラワーホーンなど淡水の両方の生物の生態を学べる施設です。島内唯一の水族館であり、全長9ｍのトンネル型の水槽をくぐりながら見学するスポットでは、ダイナミックに泳ぐ魚たちの姿を見ることができます。プーケット、アンダマン海の生物を間近で見られる貴重な体験ができるでしょう。日本ではなかなか見られないコーラルリーフに生息する熱帯魚など色とりどりの生物は一見の価値があります。ピラニアや電気ウナギといった面白い生物もいます。日本の水族館のような派手なショーやアトラクションはありませんが、クジラの骨標本があるなど学術的に海洋生物を研究、展示していると感じられる施設です。水族館内に土産物店があり、魚や亀などのかわいいキャラクターグッズを購入することができます。また、水族館のすぐそばにネイチャートレイルコースがあります。海洋生物についてさらに理解を深めたい方におすすめです。
