シントラの王宮は、1415年頃、ジョアン1世の建設計画のもとに、建設が行われました。その後、マヌエル1世の時代に、大航海時代の富を投入して、大きな増築が行われました。1497年から1530年の間に、マヌエル様式の窓を施した紋章の間を作り、壁のほとんどにはアズレージョが施されるなどしました。近代になると、アラフォンソ6世が、1676年から幽閉され、一歩も外へ出ることもなく、1683年にその生涯を閉じています。
シントラの王宮の見所は、その美しい内装です。外観は、普通の邸宅と変わらない建物のように見えますが、天井に姿の違う白鳥の描かれた白鳥の間、貴族の紋章が描かれている紋章の間、天井にカササギの姿が描かれたカササギの間など、豪華な部屋が続きます。その他、宮殿のあちこちに施された、多色使いのアズレージョや、ムデハル様式の歩廊など、当時のポルトガルの富の大きさを認識できる豪華な装飾を施した場所がたくさんあります。
古いポルトガルを感じることが出来、シントラは良かったです。ロカ岬、カスカイスはツーマッチかも。良いガイドさんでした。