ひめゆりの塔は、塔とはいえ高さは数十センチで、建立当時アメリカ占領下にあったことや、物資も少ない時代であったことから、小さな塔が建立されました。「ひめゆり」とは、沖縄戦で看護活動をして亡くなった、沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の2つの校友会誌「おとひめ」と「しらゆり」を合わせて「ひめゆり」と名づけられたもので、亡くなった生徒と教員227名を鎮魂するための塔です。「ひめゆり学徒隊」は有名ですが、沖縄では他にも多くの同様の悲劇があり、沖縄戦で亡くなった方を慰霊する碑が各地に建立されています。
1945年、沖縄では日米両軍による地上戦が行われました。戦場で傷ついた兵士たちの看護活動を行った女学生たちは「ひめゆり学徒隊」のみならず、多くの10代の女学生たちが沖縄各地で命をかけて看護し、また官民一体となって国のために命がけでアメリカと戦いました。しかし、圧倒的な物量の前に成すすべもなく、沖縄では米軍の攻撃で民間人にも多くの犠牲者を出しました。戦争の悲惨さと、戦争によって未来を奪われた「ひめゆり学徒隊」のような10代の若い少女たちのことを決して忘れないためにも、是非一度ひめゆりの塔を訪れてみてください。
色々な所に連れて行って頂け良かったです。ただ、時間が短く1つ1つをゆっくり体験できなかったところが残念でした。が、この値段でしてら満足です。
ひめゆりの塔の見学時間が短く、オプションでの施設入館を断念しました。道の駅訪問はなくてもよいかと思いました。