【出発前~移動中】
広範囲に散らばっている参加者をルートに沿ってピックアップしていくため、添乗員さんのガイドが始まるのは少し遅め。それまでは居眠りしていても大丈夫です。
【添乗員が「楽しい先生」みたい】
いざガイドが始まると、添乗員さんが... 続きを読むとても明るく、説明も詳しいので勉強になります。観光スポットではない場所のローカル情報も教えてくれるのが嬉しいポイント。途中、恩納村(おんなそん)近くでは、添乗員から「谷茶前節(たんちゃめぶし)」の紹介がありました。「音源が流れるのかな?」と思っていたら、まさかの生歌! 「ちょっと手拍子をしてくださると歌いやすいのですが~?」と仰せになるので、バスのなかが手拍子で進行。しかもすごくお上手で、居酒屋より自然で心地よく、車内がほっこりしました。
【谷茶前節を聴きながら移動】
谷茶前節は、沖縄本島・恩納村に伝わる代表的な民謡のひとつで、三線(さんしん=味線)とともに演奏される陽気な曲。「谷茶(たんちゃ)」という地名の漁師たちが、魚を獲り、女性たちにモテる様子を、ユーモラスに歌った内容らしい。軽快なリズムと親しみやすいメロディで、沖縄らしい明るさを感じられ、旅を楽しくしてくれます。添乗員に紹介してもらって以降は、しばらくYouTubeで聴きながら移動しました。
【万座毛(まんざもう)】
琉球王朝時代、尚敬王(しょうけいおう)がこの地を訪れた際に、「万人が座れる広い野原だ」と称えたことに由来しているとか。「万人が座れるほどの広い草原」という意味らしい。晴れたら絶景…と聞いて来たら、今日は“しっとり絶景”、あいにくの雨でしたが、観賞用の遊歩道が整備されているので傘があればスムーズに散策可能。ひとりでも、迷うこともありません。お土産が充実しており、かりゆしシャツやワンピースの特価品を購入できました。ただし、外国人観光客が多くレジが混むので、バスに戻る時間には余裕を持っておきましょう。タイマー必須!
【ナゴパイナップルパーク】
園内に一歩入った瞬間から、パイナップルの香りに包まれます。そこかしこにいる陽気な表情のシーサーたち、そして「パイナソー」という架空の恐竜たちが子どもたちを大喜びさせていました。パインなのか恐竜なのか…いや、もう、沖縄そのものかも!あるドイツ人観光客が、可愛さのあまり腰を振って踊り出すほど!試食もグッズもクオリティが高く、迷う楽しさがあります。テーマソング「パッパ パイナップル♪」は一度聞いたらしばらく頭から離れません。
【御菓子御殿(名護店)】
ここにもテーマソングとして「紅芋タルトの歌」というのがあり、「むらさき色したスパイラル♪」というフレーズでお客様をお出迎え。(笑)お土産のほか、小腹を満たせるスイーツも購入可。ただし、滞在は30分程度なので、ゆっくり食事は難しいかもしれません。
【ワルミ大橋(車窓)】
晴れていれば、車窓からでもカメさんが泳ぐ姿が見られるほどの透明感あるところらしいです。開通以来、今帰仁村(なきじんそん)と屋我地島(やがじしま)・古宇利島(こうりじま)をつなぎ、島民の生活路線として大活躍。景色も構造も見応えがあります。
【古宇利島】
今帰仁村に属する小さな離島。全長約2kmの古宇利大橋を渡り始めると、そこにはまさに「これぞ沖縄!」という絶景が広がります。曇天でも海の美しさは格別で、沖縄らしさ満点の風景に感動しました。曇り空に照らされた緑が、逆にすごく鮮やかに見えました。
【美ら海水族館】
海洋博公園のなかにあり、とにかく敷地が広い!トイレや土産店にも寄るので、バスに戻る15分前にはアラームを。ジンベイザメの大水槽は、大阪の海遊館より水質が美しく、魚たちの動きもクリアに見えました。サメたちも人馴れしているのか近づいてきてくれます。周囲からは台湾語や韓国語も聞こえ、国際的で平和な雰囲気のなか、じっくりと海洋生物を堪能できました。
【イルカがハイサイおじさんで踊っている!?】
イルカショーは水族館ではなく、公園の別施設で開催。「沖縄民謡、かかるかな?」と思っていたら、まさかの『ハイサイおじさん』でイルカたちがリズムよく“テールウォーキング”!会場が一気に盛り上がり、笑いと拍手に包まれました。子どもも大人も、気づけば笑顔。背景の伊江島まで絶景のおまけ付き。
【まとめ】
実際に行ってみてわかったのは、どこも車じゃないと正直かなり不便だということ。路線バスもあるにはあるけど、時間も本数も心細い。のんびりした雰囲気を味わうには、それもアリだけれど、初めての沖縄では、やっぱりバスツアーが断然おすすめです。
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