【2026年4月8日開催】春爛漫！狂言の世界へ~重要無形文化財保持者の大藏基誠と大藏教義が出演 ~因幡堂・二人袴 特別公演 〈ベルトラ協賛〉

伝統の継承者であり革新者である大藏基誠と、役者としてキャリアを築き狂言の門を叩いた田中惇之。異なる背景を持つ二人の掛け合いによる解説をお楽しみください。

～あらすじ～
京都の格式高い因幡堂（平等寺）を舞台とする狂言です。大酒飲みの妻との離縁を望む夫は、彼女の留守中に離縁状を送りつけ、新しい妻を娶る（めとる）ため、霊験あらたかな因幡薬師に「妻乞い」の祈願をします。切なる願いが通じ、夫はついに薬師如来から夢枕でお告げを受けます。「西門に立つ女を妻に定めよ」—これを天啓と確信した夫は、運命の出会いを信じて喜び勇んで西門へと向かいます。神仏の導きが、夫の新たな人生をどう開くのか、そして離縁された妻の動向は如何に。
～演者～
大藏教義、上田圭輔

～あらすじ～
格式を重んじる武家の婿入りの挨拶。ところが、父と息子が持つ正式な袴は一着しかありません。二人は体裁を守るため、一つの袴に片足ずつ入れ、文字通りの二人三脚で舅の家へ。座敷での不自然な動きを不審がられると、父は慌てて「都で流行の妙な舞」だと主張し、ごまかしの舞を踊り出します。果たして、この計画は最後まで通し切れるのか、それとも失敗に終わるのかー 続きは現地にてお楽しみください。
～演者～
大藏基誠、大藏康誠、田中惇之、冨田昌美