収穫を楽しもう!サツマイモの収穫と栽培方法のご紹介
さつまいもが収穫できる時期はおよそ10月から11月になります。
10月の中旬にさっそく収穫してみましたので、今回の記事では、さつまいもの魅力と収穫方法、そして栽培についてご紹介いたします。
さつまいもの魅力をご紹介
さつまいものビタミンCは優秀
さつまいもは根野菜で、 アサガオ ・ ヒルガオ に近い品種という不思議な属性です。
どこが似ているのか謎です。
でんぷん質が豊富で、
- ビタミンC
- 食物繊維
なども多く含んでいる優秀な野菜です。
煮たり、ゆでたり、蒸かしたり、焼いたりすると壊れやすいビタミンCが多いなか、さつまいものビタミンCは壊れづらいのがよいです。
そして何よりも、甘くておいしいですね。
さつまいもは収穫が楽しい
12月になる前に収穫を
さつまいもは霜(しも)に当たると腐ってしまうため、12月になる前に収穫します。
10月中旬、いざ収穫です。
茎をたぐっていきます。
根の部分を、スコップでさぐってみます。
そして収穫できたのが……
こんなに小さいさつまいもでした。
気を取り直して次を探してみましょう。
ここにいますね。
大物の予感。
スコップで無理やり持ち上げてみたり、手で引っ張ったりすると欠けてしまうことも。
徐々に、徐々に、土を掘っていきます。
実を握ってまわしてみたり、少しずつ引き出してみます。
収穫成功!
大きな実ができていました。
さつまいもは収穫後、すぐに食べるよりも、少し寝かせておく方がうまみが増すといわれています。
( 収穫後、4~5日、風通しのよい日陰で干しておくと甘みが増します。 )
さつまいもの栽培はかんたん
葉が病気になりやすいので注意
元気な葉です。
これは病気の葉っぱです。
さつまいもは「 黒斑病 」、そして葉が「 斑紋(はんもん)モザイク病 」にかかりやすいことで知られています。
病気になる理由は少しややこしく専門的になりますので省略します。
病気の原因となる虫を寄せ付けないためには、農薬を散布する場合もあり、その点だけ少し面倒になりますが、 プランター栽培も可能な野菜 です。
さつまいも栽培をプランターでする場合のコツ
まずはさつまいもの「 ポット苗 」を購入します。
ほかにも、
- 大きめのプランター
- 水捌けのよい土
を準備してください。
つるが生長しますので、大きめのプランターが必要になります。
横幅が広い プランターで植えるとよいでしょう。
深さは、最低で30cm以上あることが好ましいです。
肥料はあげすぎない
肥料のあげすぎに注意が必要なのも、さつまいも栽培のコツです。
肥料が多すぎるとつるボケ(つるや葉だけが生長してしまうこと)になりやすいので、土の栄養がありすぎることに注意が必要です。
土選び
さつまいもは乾燥気味の土を好みます。(「水捌け(みずはけ)」がいい土といいます。)
土に肥料が混ざっている「培養土」を使うと栄養過多(「チッソ(窒素)」という成分でつるボケする可能性があります。)の場合がありますので、 肥料の混ざっていない用土 を使って栽培します。
専門的な配分・配合方法もありますが、初心者の場合はとにかく、 肥料の入っていない用土 を購入してみてください。
「 根野菜用用土 」を使う人も多いです。
植え付け時期
プランター栽培の場合……5月中旬~6月中旬までに行うとよいとされています。(気温が18℃以上あること。)
地植えの場合……4月~7月までに行います。
来年はさつまいもを育てて収穫を楽しもう♪
さつまいもはプランターでも栽培できる家庭菜園野菜でもあります。
土を掘って、大きなお芋を収穫する楽しみは何物にも変えられません。
来年にはぜひトライしてみませんか?
やってみよっか?