思い立ったらすぐ実践!花風水で運気アップしよう
「人は環境によって生かされている」これが花風水の基本的な考え方です。
花風水では、花と緑の「置き場所」「花の色」「飾る方位」などによって、良い気を家やオフィスの中に巡らせることを目的とします。自分を取り巻く環境を良くすることで、運を良い方向に持っていくのです。
風水を取り入れてお花の秘めたパワーを知ることで、ますますお花と緑が大好きになり運気を上げることが出来ます。お花や緑を飾った素敵な空間でリラックスしながら、その風水効果を感じてみましょう!
花風水陰陽五行について知ってみよう
花風水の基礎知識~「氣」の思想と陰陽~
「まれかれたること、とりこのごとく・・・」日本書紀の第一項にこの様な記述があります。 これは私たちの住む地球創生時の様子が書かれており、全ては「氣」から始まる旨を表しています。 「氣」とはこの地球上の全てのものを創る元と考えられています。
もとは一つであった「氣」が二つの「氣」になり、これを「陰」と「陽」と呼に始めたことが陰陽説の始まりです。 陰陽五行説は古代中国の自然哲学の思想です。
「五行」
五つの元素を軸に考えます。万物は「木・火・土・金・水」の五つから構成されておりお互いに影響しあって宇宙が成り立っているという考えです。
花五行における「木・火・土・金・水」はそれぞれに特有の性質を持っています。
風水は、長い中国の歴史の中で培われた環境学の一つで、あらゆるものが発する「氣」の流れを調節することで良い「氣」を取り込み悪い「氣」を追い出すことで運気を上昇させるのです。
すなわち 花風水はインテリアに花や緑を取り入れ、その種類、色、飾る場所方角を適宜選択することで運気を上げるテクニックなのです。
色の持つエネルギーと初夏の花
好きな色は何ですか?色には心に働く心理効果と見た目を美しく変える印象効果があります。
ここでは花色のお話をしていきますね。
緑
新緑の美しい季節ですね。天候に恵まれればアウトドアライフが楽しめるとても良い季節です。 緑は地球上に現れた最初の色。 人は自然との繋がりを求める本能的欲求があると言われており自然と触れ合うことで健康や幸せを得られます。
初夏の緑色の花で一番に思い浮かぶのは ビバーナムスノーボール。 新緑の瑞々しさが最大の魅力です。
葉物はたくさんありますが、木苺の葉やリョウブなど旬のものを飾ってみて下さい。自然の草花は リラクゼーション効果も高く精神を安定 させてくれます。
青
青い色を見ると気分が落ち着くことはありませんか?これは自律神経の中でも副交感神経に働くからと言われています。
お家時間が増えて疲れるなぁなんて思うときや気持ちを和らげたいときは、優しいブルーの花を飾ってみて下さい。これからの季節、 紫陽花 がぴったりです。
白
他の色を引き立てながら、自らも光り輝く調和の色。明るい白は光のイメージを印象付けます。 刺激的な色味を持たないので雑念を払い思考や精神を統一させるとも言われています。
芍薬(シャクヤク) の美しい季節ですので大輪の芍薬を1本飾ってみましょう。
百合(ユリ) も香り高く長持ちするので暑い季節にも大活躍です。
黄
周りを生き生きと輝かせ陽だまりのような温かさを集めたようなエネルギー溢れる希望の色 です。インド仏教では聖なる色は黄色で(寺院の装飾にもよく使われています)、中国の陰陽五行説でも皇帝が身につける高貴な色とされています。
ひまわり は太陽や笑顔を連想させる花の代表ですね。最近ではシックな色のひまわりも出回っているのでお花屋さんで探してみて下さいね。
運気を味方につけよう
花風水は占いではなく統計に基づく環境改善学 です。この色でないといけないと言うものではありません。個人差やお好みも様々だと思います。
日常に笑顔と活気をもたらすために、自分自身の背中を押してくれるような花や緑を探してみて下さいね。
健康運
緑・青・黄緑
お花は色の持つエネルギーを参考にしてみて下さい。
緑の自然と触れ合うことで人との繋がりも意識できますし、青色は心の安心・安定を得られます。
勝負運
赤・紫・オレンジ
赤が勝負の色ともいわれる理由は欲望を駆り立てる色でもあり、交感神経に働くので活力を高める力が絶大であるからかもしれませんね。沈んだ気持ちをポジティブに変えてくれ頑張る気持ちを応援してくれる色です。
仕事運
黄・オレンジ・ベージュ・緑
黄色は健康や希望の色で、見ているだけで心が晴れやかになりますね。
オレンジなどの暖色系と合わせると、気持ちが前向きになるかもしれません。
お花を飾り、運気と気持ちもアップ
家や仕事場の環境はとても大切でその良し悪しは心理的にも生産性にも大きく影響してきます。自分が心地よいと思うもの・場所・人を見つけること、また感じることのお手伝いが花と緑で出来れば良いなと願っています。
出典・参考
特集・連載
やってみよっか?