日差しが存分に入るお部屋で育てるのにぴったりの観葉植物5選
南向きの部屋など、日差しがしっかり入るお部屋は、明るい場所を好む観葉植物の栽培にぴったりです。
私がこれまで育ててきた観葉植物の中から、日差しが存分に入るお部屋で育てるのにぴったりの観葉植物を、上手な管理の仕方も含めてご紹介していきましょう。
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日当たりのよい部屋で育てたい観葉植物5選
根強い人気|ベンジャミン
ベンジャミンはゴムの木の仲間、フィカス(イチジク)属の植物です。インドから東南アジアにかけてが原産地で、大きくなれば樹高2mくらいまで育ちますが、鉢植えで育てる場合はそこまで大きくはなりません。
ベンジャミンの葉っぱは先端がちょっととがった楕円形で、フィカス属共通の枝先に円錐状の新芽をつけ、新芽が展開して葉っぱを増やしていきます。
葉っぱがくるくるのベンジャミンバロックは、通常のベンジャミンと性質はほぼ変わりませんが、黄緑色や乳白色の斑入りの葉っぱのベンジャミンは暗さに耐えられる強さが通常の葉っぱのものより若干落ちます。
【観葉植物】季節の花鉢シリーズ『ベンジャミン』ベンジャミン バロック
葉全体がカールしたフィカス・ベンジャミナの園芸品種
■商品サイズ…ベンジャミンバロック
高さ50~60センチ
カゴ上面16センチ×16センチ カゴ下面10センチ×10センチ
ぐんぐん育つ大きな葉っぱが魅力|ウンベラータ
大きな葉を光に向かって広げるため、葉っぱが透き通るように美しいウンベラータもまた、ゴムの木の仲間、フィカス(イチジク)属の植物です。
ウンベラータの新芽のかたちはフィカス属らしい円錐形ですが、葉っぱはゴムの木らしい固くしっかりしたものではなく、薄いためちょっとした拍子に破れやすくなっていますが、光に透けてきれいな緑色の中に葉脈がくっきり見えるところが見ごたえがあります。
ウンベラータは成長が早く、樹高がすぐ高くなってしまいます。樹高を抑え、枝数を増やしたいとき、思い切って切りつめると、幹の途中からちらほら枝が出て、樹形も変えられます。切り落とした枝も育てられます。
【観葉植物】フィカス・ウンベラータ6号鉢
ゴムの木の仲間で、柔らかい大きな葉っぱが特徴的。枝分かれや曲り木などお洒落で個性的な樹形に仕立ててあるものも多くみられます。
商品サイズ:植物全体(鉢含む)高さ 約55~65cm
いつかは実を収穫してみたい|コーヒーの木
栗の葉によく似たぴかぴか光る波打つ葉っぱを広げるコーヒーの木は、コーヒー好きにはたまらない観葉植物です。自分で収穫したいところですが、栽培4年程度では花は咲きません。
コーヒー豆の原産地が「コーヒーベルト」と呼ばれる赤道を挟んだ熱帯・亜熱帯地方に集中していることからも、寒さに非常に弱いことがわかります。
コーヒーの木は、日当たりが多少悪くても育ちますが、日当たり良好な場所の方が、葉艶も育ちもよくなります。
春から秋にかけては水をよく吸うため、水切れしやすく、水切れすると葉っぱが落ちやすくなるので、土が乾きすぎていないか注意が必要です。
ハダニやカイガラムシが付きやすいので、こまめに葉水をかけて予防します。
コスパが最高のお芋が魅力|クワズイモ
クワズイモは、食べられない芋なので「クワズイモ」という和名がついていますが、サトイモ科アローカシア属です。アローカシア属は寒さに弱いものが多いのですが、大きくなるクワズイモも、あまり大きくならないシマクワズイモも、沖縄や小笠原諸島に自生していて、室内栽培であれば冬でも枯れたりしません。
多少日当たりが悪くても育ちますが、日当たり良好なところで育てた方がよく育ちます。お芋は本来、すべて地中でも構わないのですが、地上部分に出して育てるとかっこよく、芋も年々育ってくるので育てがいがあります。
塊根植物(コーデックス)がびっくり価格で販売されているのに対し、クワズイモは100均でもよく見かけるので、かっこいいお芋を育てるには、クワズイモが最もコスパが高くなります。
【観葉植物】アロカシア シマクワズイモ 3.5号鉢 受け皿付き
光沢のあるハート型の葉が可愛らしいアロカシアです。
鉢サイズ:直径10.5cmプラスチック鉢
商品高さ:約35cm(鉢含む)
花も咲いてどんどん育つ|アンスリウム
プラスチックのような赤や白、紫などのカラフルな花を伸ばした茎の先端につけるアンスリウムも、サトイモ科の植物ですが、花に見える色鮮やかな部分は葉っぱの一種の仏炎苞で、仏炎苞から飛び出ている棒状のものが花の集まりです。
アンスリウムは水切れすると枯れるのに、ずっと水があると根腐れしやすく、葉水がとても好きなので始終葉水を与えた方がいいという性質を持っています。
バラ~ンとした姿に広がりやすいので、広がった邪魔な枝を切り落とし、形を整え、切り落とした枝は鉢に寄せ集めてバークチップを詰め、新しい鉢植えに仕立てることができます。
【観葉植物】アンスリュームの鉢花
花持ちがよく、ハート型の苞(つぼみを包んでいた葉)がとってもかわいいアンスリウム。南国生まれのトロピカルな鉢植えです。
商品サイズ:高さ50~70cm前後 5号鉢 ※植物の為個体差があります。
観葉植物の日常管理
それぞれに適した育て方の違いもありますが、共通する観葉植物の日常管理のポイントは次の3つです。
- 水は土の表面が乾いてから鉢底から流れ出るまでたっぷりと
- できるだけ日が当たる窓辺に置く
- 葉水をこまめにかけて虫を防ぐ
葉っぱがぽろぽろ落ちず、元気に育っていれば、うまく管理できています。それでもうまくいかないときは、それぞれの品種について調べてみて、一般的な育て方とあっていない点は何か考えてみましょう。
いろいろなサイトや動画も覗いてみますが、特に以下の3つは必ず確認します。
- みんなの趣味の園芸 育て方がわかる植物図鑑
- ヤサシイエンゲイ 植物の育て方図鑑
- youtube プロトリーフチャンネル
手軽で育てやすい小さい観葉植物からはじめよう
日当たりの良いお部屋で育てるのにぴったりの観葉植物の中で、人気があるけれどそれほどお高くもない、お財布に優しい観葉植物5種をご紹介しました。
アンスリウム以外は、どれも100均でも購入でき、すぐに樹高が1mくらいまで育ちます。
大きなものはさらに大きくなりやすいし、小さければ万が一管理に失敗してもお財布にも優しいので、はじめての場合は小さい観葉植物から栽培を始めるのがおすすめです。
出典元:
やってみよっか?