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【7月23日は天ぷらの日】疲労回復に天ぷらはいかが?美味しく揚げるコツや有名店を紹介

7月23日は天ぷらの日。

天ぷらは疲労回復に効くといわれ、暑い夏にも人気の料理。

今回は天ぷらはなぜ滋養強壮に良いの?という疑問から自宅で天ぷらを揚げるときのコツ、天ぷらの名店などをご紹介します。

天ぷらを食べて暑い夏を乗り切りましょう!

天ぷらの日とは?

毎月23日は天ぷらの日。

夏バテ防止やスタミナUPの 効果があるという天ぷら。実は 夏に人気の料理 だといいます。

もともとは7月23日が、二十四節気の 「大暑」=1年で最も暑くなる といわれる日にあたるため、疲労回復に良いといわれる天ぷらを食べ、力をつけようと定められた日だったそうです。

7月23日が天ぷらの日に決まったことから、毎月、23日は天ぷらの日にしようと活動が広まりました。

天ぷらをメニューとして提供するお店では特別メニューやキャンペーンを展開するなど、様々な思いが込められた日になっています。

知られざる天ぷらの効能とは?

栄養を閉じ込めて逃がさない料理

天ぷらは、日本料理のひとつ。 小麦粉でつくった衣で食材を包み、油であげた料理です 。素材の栄養も逃がさず調理できるため、 中の栄養をそのままいただけます。

天ぷらは安土桃山時代から食べられている料理ともいわれていますが、庶民に広まり今のような家庭でも食べられるようになったのは江戸時代に入ってからだといいます。

カラッと揚がった天ぷらは衣がサクッと、中の具はジューシー で食欲をそそられます。

お決まりのエビなど鉄板の具はありますが、海鮮や野菜など様々な具材のもつ良さがひきたつ料理なので、天ぷらが好きな人は多いかもしれません。

天ぷらは衣をつけて揚げることで、 具材の栄養成分や美味しさをぎゅっと閉じ込めて逃さない とされています。

天ぷらの熱々は冷え対策にも◎

天ぷらは熱々の料理。冷たいものを好んで食べがちな夏に、 体が冷えるのをおさえ、疲労回復や栄養補給が期待できる 天ぷらがおすすめされています。

夏に天ぷらを揚げるのはとってもあついかもしれませんが、 夏だからこその効能がある ことも知っておきましょう。

高カロリーで疲労回復に!

夏の暑さに負けないために、栄養バランスの良い食事が推奨されています。

7月下旬の大暑の頃は暑さで食欲が落ち、体力もなくなってしまう恐れがあります。いわゆる「夏バテ」です。そのため、 しっかり食べることを第一に天ぷらを食べよう という風習が広まりました。

しかし、天ぷらなど油を使う揚げ物系の料理は基本的にはカロリーが高く、「太りやすい」という側面も持っています。肥満など健康を気にしている方は、注意が必要です。

天ぷらの作り方のコツ

サクサクの衣の天ぷらを自宅で作るのは意外と難しく、どうしてもべチャッとなりがち です。

ここでは天ぷらが上手く揚がるといわれているコツをいくつかご紹介します。

衣の材料はは冷水を使うと◎

天ぷらの衣に 冷水を使う というワザをご存知でしょうか?

カラッと揚げるためには、低温で混ぜグルテンを発生しにくくすると良いといいます。衣の材料を冷蔵庫で冷やしておくのも良いそうですよ。

かき混ぜすぎはNG

衣を丁寧にかき混ぜてしまっていませんか?

衣はよく混ぜたほうが良いと思って かき混ぜすぎると、実はよくない のだそう。こちらも、グルテンを発生しにくくするために、混ぜるのは最低限でダマが残っていても全然大丈夫とのことです。

打ち粉をうつ

衣をつける前に、 具材に薄く薄力粉をまぶします 。このひと手間で具材と衣の剥離を防ぐことができます。

水分はしっかり切る

水気が多いと、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。特に冷凍の食材は脱水シートを使用する等しっかり水を切ることが大事です。

具材を衣にさっとくぐらせる

衣がつかない…と長時間衣の中に具材を置いておく方もいるかもしれませんが、これはNG。

打ち粉をうつことで衣はつきやすくなるので、 衣にはさっとくぐらせる程度 で大丈夫。

揚げながらいじらない

揚げながら箸でつついたり確認したりしてしまう人も多いかもしれません。ついしてしまいがちなこの行為ですが、 衣が固まるまでは触らずゆっくり待ちましょう。

実は東西で異なる天ぷらの味

天ぷらは実は地域によって微妙な違いもあるようです。

関東風の天ぷらは 衣に卵が入っており、きつね色の仕上がり 。また関西風の天ぷらは 小麦粉の衣でじっくり揚げる白っぽい仕上がり

この違いは具材が魚介中心の関東と、野菜中心の関西から生まれたもののようです。

現在では関西でも衣に卵を使うことも多いといいますが、食べ比べるのも良いかもしれませんね。

天ぷらの名店をご紹介!

自宅で天ぷら料理をつくるのもいいですが、天ぷらを専門とする名店もたくさんあります。今回は先ほど紹介した 関西風の天ぷらが食べられる関西の名店 を紹介します。

京都・天ぷら八坂圓堂

京都の八坂に店を構える老舗の名店「天ぷら八坂圓堂」。明治18年創業で、伝統の味を守り続けているお店です。

本店は近くに京都観光に有名な八坂神社や清水寺があり、ランチやディナーでも利用がしやすく、落ち着いた雰囲気の中できたての天ぷらをいただくことができます。 京都へ行った際に、贅沢な時間を過ごしに行きたいお店 です。

大阪・与太郎

ミシュランの星を獲得した人気店 。百年近い歴史のある老舗です。

衣は薄めで、サッパリとした食感が特徴の天ぷら。しつこくないので油が苦手という方にもおすすめできます。目の前で新鮮な素材を揚げて提供されるため、熱々のままいただけます。

大阪・天ぷらまきの

阪急梅田駅でいつも行列のお店 。その列を見て「何のお店だろう?」と思ったことがある人もいるかもしれません。実は人気の天ぷら店。リーズナブルに美味しい天ぷらが食べられると人気です。

大阪・天ぷら 大吉

元は堺の魚市場で、深夜営業していた天ぷら屋さん。大阪ではTVでもよくとりあげられている超有名店です。0時に開店にもかかわらず、 開店前から行列ができる名物店の「大吉」

現在では店舗数を増やし、大阪市内でも出店しているので行きやすくなりました。活気と雰囲気があるお店です。

天ぷらを食べてパワーチャージしよう

天ぷらは手作りから専門店の味まで幅広く、アレンジも豊富。暑い夏にもアレンジ次第でさっぱり美味しくいただけます。

脂っこいようにも思えますが、実は 栄養もたっぷりの料理

今年は天ぷらで夏バテ予防をしてみてはいかがでしょうか?

出典・参考

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