リンさん、ご感想をありがとうございました。本当ですね、グアムの歴史を、来島者の皆さんが少しだけでも興味を持ってくださりツアーに参加されたらグアムにとっても日本にとってもどれほど意義が深まることでしょう。参加しなければその意義を伝える事が叶わないのが残念ですね。リンさんがおっしゃるように、あの時代、私たち後世のために尊い生命を投げ打って戦った先人がいて、その御霊は見返りを求めるではなく、ただひたすら「忘れないで欲しい、覚えておいて欲しい」と願っています。ここで亡くなった高品中将はそれに付け足して戦死する２日前に「彼らのことをいつまでも忘れず誇りに思って欲しい」と日本へ打電していました。もし感謝の気持ちがあるならば機会を利用して是非供養して差し上げたいですね。

ご意見ありがとうございました。グアム は日本の縄文時代後期と同じ頃から人類の歴史が始まっています。4000年以上も前から現在まで様々な文化交流や争い事を経て今の姿があります。その証拠も姿もありながら人は真面目にそれと向き合いません。19世紀にアメリカ文化がグアムを植民地化してから文化である言語を失い生活習慣を変えて行ったからで今ではチャモロ語を話す人は老人だけとなっています。このツアーは80年前の日米戦争の話を中心に、それ以前のグアムとチャモロ人、戦争に巻き込まれたチャモロ人の話も合わせてお話ししています。戦争そのものの話から私たちの今の暮らしがどんなに恵まれているのかを思いを巡らせることができます。本音というか、気持ちとしてはグアム 観光を思い立ったらまず最初にこの戦跡巡りツアーを体験し、ある程度の情報と知識を得てからグアム観光を楽しまれることをお勧めしたいところです。グアムの魅力とあの時代の先人の志にきっと感銘を受けるでしょう。乞うご期待ですね。

　こちらこそありがとうございました。最近はお子さん連れがよく参加しています。
　このツアーに興味がある皆さん、取り分けて中高生を含めた若い世代の人にぜひ聞かせてあげたいのが「学校でも教えてくれないあの時代、あの戦争のこと」ですね。もう戦後８０年も経っているので昔の話として無視しておきたい、忘れさせたいという人が多い中で、しかし後世のために自分の生命を投げ出し盾になった先人がたくさんいたは絶対伝えておかなければならないと生還兵の皆さんの言葉の中から感じたものです。　
　お嬢さんはとても賢くはにかみ屋さんで、それでも何にでも興味を示す愛らしいお子さんでした。私は戦争の史跡や戦車、飛行機などを覚えるよりも「その時代に生きていた人たちの心意気を知ってくださいね」「戦争は必ず見方、考え方が分かれるので出来る限り両方の意見を聞き、資料や本を読み、自分の中であの時代の日本をまとめ上げてくださいね」といい、そして「中でも一番大事なのは兵隊さんたちの気持ちがどうであったのかを学んでね」といいました。
　私たちにとって、あの時代を過去のものとして忘却の彼方へ追いやるのは罪だと思っています。今の時代、戦争の過ちばかり避難するのではなく、戦争せざるを得なかった原因と、それを避ける工夫がなぜ出来なかったのかを誰もが知るべきだと私は考えます。それこそが愚かな選択を避ける方法だからだと考えるからです。であるからお嬢さんのようなお子さんが未来の時代を牽引する大切な存在だと私は思っています。
　お嬢さんが成長していく姿を待ちきれません。

とても大切なご意見に感謝します。日本にいるだけでは永遠に気のつかない日本、日本人をあの戦争時代をおさらいすると今の時代に何かが欠けていることに気づきます。こういう大切なことをいかにして後世に伝えるか、本当に考えるし苦労しています。日本が無機質で無力のまま終わるのでなくどこかで再生しなければなりません。お知恵をお貸し下さい。

もちさん、
ご感想をありがとうございました。グアムに閉じこもっている限りこのツアーをお知らせする（宣伝する）のに限度がある事を痛感しております。
おっしゃるように私らは戦争を知らない世代ですからどうしても聞いた風なイメージや風聞をそのまま鵜呑みにして、我々日本人にとってとても大切な心の問題を軽く考えてきたようです。先人がどのような境涯に遭って、どのような心意気であの悲惨な戦争を迎え立ち向かっていたのか、それを知ると頭が自然に下がります。今の時代、自由で飽食で好き勝手をいいながら日々を暮らせるのは実はあの時代のあの日本人の健気な愛国心があったればこそ、というその心がけに触れることができるのがこのツアーだと参加者の皆さんが話すし、私もまたそう感じています。祖国を愛しそのために犠牲になる事を厭わなかった勇気ある先人（つまり普通の日本人）が日本にたくさん存在していた事をぜひ多くの人にお伝えしておきたいですね。
ここで皆さんにその話をして差し上げる度にいつも心が熱くなります。皆さんもご一緒にあの時代を考える体感することが出来たら嬉しいですね。
宣伝していただけるときっとご英霊が喜ばれます。