沖縄県の北西部、今帰仁村の古宇利島は、名護市の屋我地島の北に浮かぶほぼ円形の形をした隆起サンゴ礁の小島で、半農半漁の村人が多いところです。2005年(平成17年)に屋我地島と古宇利島を結ぶ全長1960mの古宇利大橋が架けられ、観光客も多く訪れるようになりました。島の名所は何と言ってもこの古宇利大橋で、橋のたもとにはレストランやふれあい広場などのスポットが集まっています。周囲7.9kmしかありませんので車で島を一周しながらお気に入りのビーチで遊ぶことができます。島の北側には、嵐のCMで有名になったハート形の岩ハートロックのあるティーヌ浜もあり人気を集めています。
歴史
古宇利島は紀元前2世紀の土器が出土していることから、紀元前から人類が生活していた古い島としても知られています。遠見屋遺跡、古宇利原遺跡などの遺跡があります。また沖縄版アダムとイブの伝説が残る、ロマンあふれるところです。かつては本部からフェリーで渡っていましたが、屋我地島と小さな離島の古宇利島との間に、2005年(平成17年)古宇利大橋が架けられ、沖縄本島と橋でつながりました。橋の開通で観光客が増えたとはいえ、まだまだ自然のままのビーチや素朴な島の人々の暮らしが残っています。のんびりしたい人におススメのスポットです。
見どころ
【古宇利島】
古宇利大橋の開通以降、観光化が進んで、沖縄内外から観光客が多く訪れるようになりました。2013年(平成25年)秋にオーシャンタワーがオープンし新名所として注目されています。珊瑚礁の島なのでダイビングも楽しめます。
【古宇利大橋】
2005年(平成17年)名護の屋我地島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋が架けられました。抜群の透明度を誇るエメラルドグリーンの海の上をまっすぐに延びる橋は絶景スポットです。
【ウニ】
ここはウニ漁が盛んで、ここのウニは絶品です。ウニ漁解禁時には名物のウニ丼いただくことができますので、ぜひご賞味ください。