竹富島の北西の位置にある、幅約2メートル、長さ105メートルの桟橋です。石灰岩を乱積し、両側面はコンクリート壁を打ってあります。竹富島中心部から西桟橋までは徒歩で約10分です。竹富港から竹富島中心部までは約2kmです。車で2分、自転車で約5分、徒歩で約20分ほどです。宿泊施設やレジャーショップのツアー、水牛車、レンタサイクルなどを予約している場合は送迎をしてくれます。それ以外は徒歩か巡回バスになります。竹富島までのアクセスは、東京・大阪・那覇から飛行機で石垣空港へ、石垣島から高速船で10分。または那覇からフェリーで石垣島へ、石垣島から高速船で10分。竹富島にはレンタカーはないのでレンタサイクルを利用すると便利です。夕日スポットであるので夕方~夜は混雑します。
歴史
1938年(昭和13年)に造られた、竹富島で最初の近代的桟橋です。隆起サンゴ礁でできている竹富島には農耕地が少ないため、西表島に水田を作り、農耕のために船で通っていました。そのために整備された桟橋です。荷物の運搬や搬入、漁獲の水揚げなどに利用されていました。干潮時の荷上場としても利用するため、先端部分は幅員を広くとり、斜路状に作られています。1971年頃まで使用されていたが、現在は使われていない。2005年(平成17年)に国の登録有形文化財に登録されました。
見どころ
夕日の名所として人気のスポットです。竹富島の西海岸に位置し、桟橋も西に向かって延びているので、夕焼け時にはとてもいい画が期待できます。夕焼けの名所と知られ、多くの観光客でにぎわっている為、映画やCMのロケ地としても数多く利用されてるようです。夕焼けばかりを気にしがちですが、昼の風景もひそかに人気となっています。透明な淡いブルーの海と、海に向かって一直線に伸びる桟橋、青い空、とても爽やかで穏やかな気持ちになります。