ヤエヤマヤシは昭和30年(1955年)頃までは小笠原のヤシと同種と考えらえていました。しかし、鹿児島の大学教授らの研究により、全く異なる種のヤシだと分かったのです。昭和34年(1959年)、当時の琉球政府指定の天然記念物となりました。後の昭和47年(1972年)5月15日の沖縄返還にともない、改めて国指定の天然記念物として登録されました。
亜熱帯の木々が鬱蒼と茂っており、まるでジャングルのような雰囲気があります。また、ヤエヤマヤシは背が高いだけでなく、幹の太さがおおよそ30㎝もり、おおよそ150本もの群落をなしいるのでその迫力は圧巻です。さらに、ヤエヤマヤシだけではなく、コニシイヌビワやショウベンノキ、リュウキュウガキ、ハマイヌビワといった亜熱帯ならではの植物が多く分布し、独特な世界を見せてくれます。ちょっとした冒険気分を味わったあとは入口手前にあるお土産やさんで石垣島産フルーツを使用した生絞りのジュースを楽しむのもいいかもしれません。
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米原のヤエヤマヤシ群落 (観光情報) | 石垣島・八重山観光| VELTRA(ベルトラ)
米原のヤエヤマヤシ群落へは市街地から車でおよそ30分程度、バスターミナルからバスで60分で石垣島の西側にあります。ヤエヤマヤシは石垣島と西表島にしか自生しておらず、一属一種で非常に貴重な種類の木なのです。高さはおよそ10mから15m前後で中には20m以上になるものあるのです。入口から遊歩道が整備されている為、散策しやすくなっております。