お得に巡る！JR北海道フリーパスで行く北海道一周の旅
北海道は広く、主要な観光地を巡るだけでも何度も訪れるか、一度に全て周るなら車だと運転が大変だったりとハードルが高めです。
ただ、お得な北海道フリーパスを使えば計画はしっかりと立てる必要はありますが、お得に北海道を一周することができます。
20,000円超
北海道フリーパスとは
北海道フリーパスは 27,430円でJR北海道内の在来線特急列車の普通車自由席及びジェイ・アール北海道バスが7日間乗り降り自由なきっぷ です。普通車指定席も6回まで利用できます。
- 発売箇所：JR北海道の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、旅行センター及び主な旅行会社ならびに全国のJRの主な駅のみどりの窓口、旅行センター及び主な旅行会社にて販売中。（JR西日本管内のみどりの窓口での発売は2021年12月21日で終了）
- 利用制限期間：4月27日～5月6日、8月10日～8月19日、12月28日～1月6日は利用できません。
ひがしフリーパスやきたフリーパスと違い、 JR北海道全線乗り放題 のため、北海道を一周するのに適しています。
またひがしフリーパスやきたフリーパスにあったような特定の航空会社を利用するといった条件もありません。
新千歳空港から帯広、釧路、根室、網走、旭川、稚内、札幌、函館の順、もしくは逆で回ると北海道一周、さらにバスを使って襟裳岬を訪れるとより一周に近いルートを行くこともできます。
新千歳空港から始めると函館と稚内はそれぞれ、札幌、旭川との往復が発生するため、道外から空路を利用する場合は 函館、もしくは稚内からスタートする と日程を短縮することができます。
訪れたいおすすめ観光スポット
襟裳岬
日高山脈の突端に位置する襟裳岬。
えりも岬観光センターでは日高地方の名産品である昆布など、多数のお土産を扱う売店とえりも産の食材がいただけるレストランが併設されています。
レストランのおすすめは 北海道の海の幸をふんだんに使った海鮮丼やお寿司、そして日高昆布を使ったスープが自慢のラーメン です。
ミステリーラーメンなんていう不思議なメニューもありますよ。
オホーツク流氷館
網走や紋別を始めとするオホーツク沿岸には「流氷」が毎年接岸します。
例年1月下旬に流氷初日を迎え、流氷は生き物のように気ままに漂うので、見頃の時期といっても毎日見ることができるわけではありません。中には何度も網走を訪れてようやく見ることができるという人もいます。
しかし、一年中流氷に触れることができる場所があります。それが 天都山の山頂に作られたオホーツク流氷館 です。オホーツク流氷館は流氷とオホーツク海の生き物をテーマとした観光施設で2015年にリニューアルオープンし、さらに魅力的で気軽に行ける場所になりました。
オホーツク流氷館では、北海道最大級の常設プロジェクションマッピングが楽しめるほか、正面と左右上下に展開する総インチ数400インチの 大迫力5面シアターがあったり、流氷の天使「クリオネ」を間近で見たり、マイナスの15度の流氷体感テラスでは、本物の流氷を100ｔ展示しています。
展望台では、一面に広がるオホーツク海、網走湖、能取湖、濤沸湖、藻琴湖、知床連山の雄大な絶景を体感できます。
五稜郭
北海道函館市といえば是非いきたいのが五稜郭です。西洋にある五芒星型のお城を参考にし、日米和親条約締結による箱館開港に伴い、防衛力の強化を目的に築かれました。
なお 幕末の動乱期には土方歳三隊が占拠し、「箱館戦争」の舞台になった ことでも知られています。現在は五稜郭公園として整備されており、箱館奉行所が復元されています。
また、隣接する五稜郭タワーから五稜郭の全景を臨むことができます。展望台には五稜郭の歴史を紹介するパネルがあります。また帰りのエレベーターは2階に止まります。2階にはレストランやジェラートのお店があり、濃厚で甘すきず、絶品です。
まとめ
北海道フリーパスを使ってのルートの作り方は自由自在、気になるスポットやお気に入りのスポットに数日滞在しても十分お得な金額です。
また、新千歳空港以外の空港を利用し、最寄りのJR北海道の駅で購入すればスタート地点を変更することもできます。
ぜひ北海道フリーパスを使って北海道を満喫してください。
やってみよっか？
