裏切られた天気予報への信頼 | 山上のキャンプ場で雷雨に打たれた話
雲1つない満天の星空の下でキャンプファイヤーをやりたいと思って計画した二人キャンプ。その結果は雷雨に耐えなければならない厳しいものでした。この記事を読んで、筆者の苦悩と苦労を乗り越えた達成感を感じてみてください。
早朝から山梨県のキャンプ場に向かう
朝の東京の下道は大渋滞
朝の7時に家を出たのですが、キャンプ場までの道のりは渋滞続きでした。特に高速道路に乗るまでに2時間ほど掛かってしまい、チェックインの時間である13時に間に合うように急いで向かいました。キャンプ場は山梨県の瑞牆山にあるキャンプ場で、高速道路から降りて、下道でさらに1時間半ほど山道を進まなければなりませんでした。
キャンプ場までの険しい山道で車を損傷
キャンプ場付近まで辿り着くと、キャンプ場までの道のりは難所ばかりだとわかりました。事前に見たレビューによると、「細い山道を延々と進まされて泣きそうになる」と書かれていたので、かなり用心して運転していましたが、やはり何度かは車体に傷をつけてしまう結果となりました。
しかし、何とかキャンプ場に辿り着き、チェックインの時間まで散歩しながら待つことになりました。
キャンプ場は無人で管理
キャンプ場は管理人の小屋とキャンプ場のサイトが森の中に広がっているキャンプ場でした。チェックインの管理は小屋に置いてあるQRコードからインターネットでログインする仕組みで、チェックインの時間に管理人は現れませんでした。
一応電話で連絡してみた所、「夕方頃にはキャンプ場に来る」というアバウトな連絡を受けただけだったので、早速、自分たちでサイトを選んで、キャンプを開始することにしました。
キャンプ場は貸し切り状態
日中は友人とバーベキュー
キャンプ場は貸し切り状態で、Fサイトというサイトの中から好きなサイトを選ぶことができるようでした。一番見晴らしの良いサイトを選び、キャンプ道具を展開していきます。
一通り準備が終わった頃には既に14時で、お昼時だったので、おもちと肉を頂きました。やはり、自然の中で食べる食べ物は格別ですね。砂利が混じっていても、焚火台の網の上で調理しただけで、普通のご飯よりも美味く感じられます。友人は普段から休みなく働いており、久しぶりの休暇キャンプとご飯をとても楽しんでいました。
夜は雷雨に降られる
友人と何となく時間を過ごしつつ、瑞牆山を散歩しました。瑞牆山は日本百名山の1つで、6月だったこともあり、山登り客も多くいました。
夜になってキャンプファイヤーをして楽しんでいた私たちでしたが、直前の天気予報に反して雷雨が降り始めました。突然の雷雨に驚きつつ、私たちはテントに撤収して雨が降り止むのを待ちました。
焼酎を片手にテント泊
しかし、予想に反し、テントに入って2時間経っても雨は降り止みませんでした。幸か不幸か、キャンプに持ってきていたのは防風・防水機能が付いているテントで、テントが浸水することはありませんでした。
また、雨が止むのを待っている間、友人と焚火で作っておいた焼き芋や焼きバナナを頂きつつ、余っていた焼酎を回し飲み。あまり使い道の無かったテーブルも利用でき、テント内に籠っているからこその面白さを発見できた気がします。
ちなみに、ここのキャンプ場はネットによく繋がることが特徴で、二人でキャンプ動画を見ながら、いつの間にか眠りについていました。
二日目は牧場と温泉に入る
日帰り温泉ほぼ貸し切り
次の日の朝は昨晩の雷雨が嘘のような快晴で、近隣をドライブすることになりました。そこ一帯はサラダ用の野菜を多く生産しているようで、特に長野県に入るとビニールに囲まれたサラダ用の農地が一面に広がっていました。それこそ、何の誇張も無しにあたり"一面"がサラダ畑でした。ある程度進んでいくと、日帰り温泉を見つけたので、そこに入ることにしました。日帰り温泉に人はあまりおらず、ほぼ貸し切り状態でした。温泉の前では滝が見え、アクティビティを楽しんでいる様子が見えました（全裸の筆者が見られていないか心配でしたが笑）。
風呂からあがると、併設されている食堂でご当地の豚丼を美味しく頂き、ついでに特製のもつ煮に舌鼓を打ちました。やはり現地の食べ物は新鮮でいいですね。
牧場は野良猫の巣窟
次に向かったのは牧場で、ここはソフトクリームや乗馬が楽しめる場所として有名で、ソフトクリームやコーヒーを美味しく頂きました。また、お土産選びをしていると、お土産屋さんの前で可愛らしい来客が。なんと店の前には数十匹の猫が待ち伏せしていました。猫好きの筆者としては無視できなかったので、猫用の餌を探していると、牧場の売店で売られているようで、さらに餌用の皿も用意されていました。餌を2パック分買って、猫に餌やりをしました。思いがけず、癒しを貰った瞬間でした。
天気予報には裏切られましたが、満足のいくキャンプでした
この記事では、"晴れ"の天気予報に裏切られつつも、楽しく自然の中で時間を過ごした筆者らの苦労や感想をシェアしました。キャンプが好きでキャンプ場に行っているとはいえ、突然の雨やトラブルがあると疲れてしまいますよね。
ただ、それらのような予想外の出来事が非日常を作り出していることも事実かもしれません。今後もキャンプ体験などをシェアしていければと思います。
やってみよっか？
