【国内編】ジブリの舞台を巡ろう!映画の世界に浸れるスポット11選
幼い頃、そして今もジブリの世界が好きな方は多いのではないでしょうか?
日本にはジブリの舞台となった場所がたくさんあります。
今回は、日本国内にあるジブリの舞台として正式に発表されている場所、舞台になったのでは?とファンの間で噂されている場所を紹介していきます。
となりのトトロ
狭山丘陵(埼玉県)
「狭山丘陵」は埼玉県と東京都の中間にある雑木林は、”トトロの森”という愛称で親しまれています。
池袋から1時間程度でいける距離にありながら、トトロの世界に迷い込んだかのような風景が広がっています。狭山湖の湖畔からは富士山が見えることもあるのだとか。
中には クロスケの家という築100年を超える古民家 があり、中には置物のトトロがいるようです。
小杉の大杉(山形県)
山形県最上郡鮭川村にある 「小杉の大杉」 は、形がトトロに似ているため有名になった場所です。
「小杉の大杉」という名前は「村内の小杉地区にある大杉」から付けられています。
幹が三又状に分かれており、その根元には山神様が祀られているようです。
平成合戦ぽんぽこ
多摩丘陵(東京都・神奈川県)
『平成狸合戦ぽんぽこ』で狸たちが住んでいた森の舞台となったのが 「多摩丘陵」 です。
今もたくさんの自然が残されており、都会では見られない生き物がいたり、懐かしさのある里山の風景を見つけることができます。
多摩市と町田市の間にある 「多摩丘陵パノラマの丘」 からは、広大な景色を楽しめます。
龍生寺阿弥陀堂(東京都)
狸たちが作戦会議をしているシーンをご存知ですか?
あの場所のモデルになったのは、東京都八王子市にある「龍生寺阿弥陀堂」。作品の中では「菩提餅山万福寺」と呼ばれています。
現在、龍生寺は廃寺となっており本堂はありませんが、今もお堂の前にはお地蔵様がいらっしゃいます。もしかして、タヌキが化けているのかも?
もののけ姫
屋久島(鹿児島県)
鹿児島県大隅半島から南南西に約60kmの場所にある 「屋久島」 は、『もののけ姫』のモデルになったと言われています。 屋久島には自然に対する尊敬の気持ちが古くからあり”山には霊力があり、神々が住んでいる”と信じられています。
「苔の森」と呼ばれる場所は、あたり一面色あざやかな苔で覆われており、シシ神の足跡があってもおかしくありません。
白神山地(青森県)
『もののけ姫』のもう一つの舞台は、秋田県から青森県にまたがる 「白神山地」 です。
スタジオジブリの公式ホームページにも”大いに参考にした場所”として「白神山地」が挙げられてます。
世界自然遺産に登録されており、緑が美しい「白神山地」は、赤石川流域に住む人々によって守られてきました。 特別天然記念物ニホンカモシカやニホンツキノワグマなど約4000種類もの生き物が生息しています。
千と千尋の神隠し
道後温泉(愛媛県)
愛媛県松山市にあるのが、『千と千尋の神隠し』の舞台となった 「道後温泉」 です。
日本最古と言われる温泉の一つで3000年の歴史を持っており、明治27年に建築された趣のある立派な建物は、まさに「油屋」。
「道後温泉をモデルにした」と明記されているわけではありませんが、どこかあの映画の世界観を彷彿とさせるものがあります。
アルカリ性単純湯で、美容に効果があるようです。
江戸東京たてもの園(東京都)
東京都小金井市にある博物館「江戸東京たてもの園」 は、映画に出てくる「釜爺(かまじい」の部屋にそっくりの場所があります。
その場所は、明治創業の文具店「武居三省堂」です。壁一面の木製の引き出しは、釜爺が薬草を調合する際に取り出すあの引き出しにそっくりなんです。
スタジオジブリのホームページも、”大いに参考にした場所”として載っています。
借りぐらしのアリエッティ
盛美園(青森県)
「盛美園」は青森県平川市にある、明治時代の日本三大庭園の一つ。
この場所は『借りぐらしのアリエッティ』のモデルとなっています。
アリエッティが庭から床下に入るシーンがあるのですが、その床下が「盛美園」をイメージして描かれているそうです。
モスグリーンの屋根と八角形のドームが美しい建物は、庭園を眺めるために建てられたそうです。
風立ちぬ
万平ホテル(長野県)
『風立ちぬ』の作中に登場する「草軽ホテル」のモデルになったのが、 長野県軽井沢にある「万平ホテル」 です。
このホテルは、実際に著者「堀辰雄」も滞在していました。また、本館アルプス館128号はジョン・レノンが滞在したことで有名です。
メインダイニングルームの雰囲気は、古き良き社交場時代の面影を残しています。ぜひ、このダイニングルームで伝統を守り続けている絶品のフレンチを食べて見てください。
前田家別邸(熊本県)
アニメの主人公、堀越二郎の妻である菜穂子が結核になり、二郎の上司の家にある離れに住まわせてもらうシーンがあります。その離れのモデルとなったのが、 熊本県玉名市天水町にある「前田家別邸」 。
この場所は、スタジオジブリの社員旅行で訪れた場所のようです。自然に囲まれており、静かで落ち着いた雰囲気に、癒されること間違いでしょう。
ジブリの舞台めぐりの旅に出かけませんか?
ジブリ映画は、大自然を描いていたり、懐かしい日本の風景を描いていたり、初めて観たのにどこか懐かしい気持ちになることもしばしばあります。
舞台となった場所は、景色が美しく自然溢れる場所が多いため、作品を知らない人でも楽しめるでしょう。
ジブリファンの方は、作品を見てから訪れると、より世界観を感じられることができますよ!
ぜひ、旅行の計画の参考にしていただければと思います。
やってみよっか?