【6月30日まで・関東編】上半期の悪い運気を全部リセットする「夏越の祓」神社7選
上半期のもやもやや疲れを、6月中にきちんと手放しておきたい方へ。
関東には茅の輪をくぐって運気をリセットする「夏越の祓(なごしのはらえ)」を行う神社が数多くあります。
格式の高い一宮から都心に佇む江戸鎮守まで、それぞれ個性ある夏越の祓が行われています。下半期を軽やかにスタートするために、6月30日までに関東の神社へ参拝してみませんか?
夏越の祓とは? なぜ6月30日に行うの?
「夏越の祓」は、一年の折り返しである6月30日に、上半期のうちに心や体に積もった「穢れ(けがれ)」を祓い、残り半年の無病息災を祈願する神道の伝統行事です。「大祓(おおはらえ)」の一つで、12月31日の「年越の祓」と対をなし、「夏越の大祓」とも呼ばれます。
その起源は記紀神話にまでさかのぼります。旅の途中で宿を求めた須佐之男命 (すさのおのみこと)に、蘇民将来(そみんしょうらい)の一族が、貧しいながらも心よくもてなします。その際、須佐之男命が「茅の輪を腰につければ難を逃れられる」と伝え、一族が疫病から守られたという故事が、茅の輪くぐりの由来とされています。
関東エリア厳選!「夏越の祓」神社7選
【埼玉】武蔵一宮 氷川神社(むさしいちのみや ひかわじんじゃ)
関東随一の格式を誇る武蔵一宮として、2,400年以上の歴史を持つ古社です。御祭神は、須佐之男命・稲田姫命・大己貴命の三柱で、縁結びや家内安全にご利益があるとされています。
夏越の祓では、参道の神橋そばと下向道近くの2ヵ所に茅の輪が設置されます。期間中は茅の輪にちなんだ授与品も必見。JR「大宮駅」から徒歩約15分という都心からアクセスしやすい立地で、多くの参拝者が集まります。
【神奈川】相模國一宮 寒川神社(さがみのくにいちのみや さむかわじんじゃ)
相模國一之宮として、少なくとも約1,600年の歴史を有する古社です。御祭神は寒川比古命・寒川比女命の二柱で、全国唯一の「八方除」の守護神として知られています。あらゆる方角からの厄災をことごとく取り除き、福徳開運をもたらすとされており、源頼朝・武田信玄・徳川家代々からも篤く信仰を受けてきました。
毎年6月30日に「水無月大祓式」と「茅の輪神事」が執り行われ、境内に茅の輪が設置されます。当日は全国から多くの参拝者が訪れるため、時間に余裕を持っておきましょう。郵送での御祈祷も受け付けていて、どうしても当日予定が合わないという方におすすめです。
【東京】東京大神宮(とうきょうだいじんぐう)
天照皇大神・豊受大神をはじめ、倭比売命 ・造化の三神を祀り、「東京のお伊勢さま」として親しまれている神社です。1880年に創建され、日本で初めて一般向けの神前結婚式を行った神社としても知られています。
毎年6月30日に「夏越の大祓式」が執り行われ、神域に大きな茅の輪が立てられます。当日に参列受付があるため、参列希望の方はお早めに。縁結びのご利益でも名高く、夏越の祓のタイミングで参拝すれば、悪縁を断ち新たな良縁を呼び込む機会にも。JR・東京メトロ「飯田橋駅」から徒歩約5分というアクセスの良さも魅力です。
【東京】神田明神(かんだみょうじん)
創建1,300年以上を誇り、江戸の総鎮守として知られる格式ある神社です。正式名は「神田神社」で、大己貴命・少彦名命・平将門命の三柱を祀り、商売繁盛・仕事運・縁結びなど幅広いご利益で知られています。
毎年6月30日に「夏越の祓」が行われ、境内に茅の輪が設けられます。東京の中心地に位置しており、神田をはじめ大手丸の内や日本橋などのビジネス街の氏神様でもあるため、仕事やビジネスの運気リセットを求める参拝者も多いのが特徴です。
【東京】亀戸天神社(かめいどてんじんしゃ)
1646年に創建された、東の太宰府天満宮とも称される天満宮です。御祭神は菅原道真公で、学業成就・合格祈願のご利益が名高く、春には藤、秋には菊の名所として多くの人が訪れます。
毎年6月25日に「夏越祓」が行われ、先頭の神職が祓いの和歌を唱えながら茅の輪をくぐる神事が執り行われます。夏越の祓のご朱印もあるので、集めている方は御朱印帳をお忘れなく。特に、勉強や仕事の疲れをリセットしたい方におすすめの神社です。
※多くの神社が6月30日に行うのに対し、亀戸天神社は6月25日に実施されますのでおでかけの際はご注意ください。
【茨城】笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)
日本三大稲荷の一社として知られ、宇迦之御魂神を御祭神に祀る神社です。創建は651年、孝徳天皇の時代と伝えられ、衣食住・商売繁盛・五穀豊穣にご利益があるとされています。
毎年6月30日の「夏越の大祓式」では、日本最古の祓いとされる「中臣祓」が行われます。楼門前に茅の輪が設置され、多くの参拝者が半年間の穢れを祓うために訪れます。厳かな雰囲気の中で執り行われる伝統的な神事は、笠間稲荷の初夏の風物詩となっています。
【千葉】香取神宮(かとりじんぐう)
創建が紀元前にさかのぼる東国最古の神宮として、約2,600年の歴史を誇る関東屈指の古社です。御祭神は経津主大神で、武運・勝利・厄除け・交通安全などのご利益があるとされています。茨城県の鹿島神宮とともに「鹿島・香取」の両宮として古くから朝廷の崇敬を受けてきました。
毎年6月30日に「大祓」が行われ、6月初旬と早い時期から、境内の2ヵ所に茅の輪が設置されます。古くから受け継がれてきた関東を代表する大祓の聖地です。
参拝前に知っておきたい 夏越の祓のお作法
茅の輪くぐりの正しい回り方
茅の輪くぐりは、正面から左回りに一周→正面に戻り右回りに一周→再び正面に戻り左回りに一周、と8の字を描くように3回くぐるのが基本の作法です。くぐる際は「水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶというなり」と唱えます。各神社によって細かい作法が異なる場合もあるため、境内の掲示板や案内を事前に確認しておくと安心です。
人形(ひとがた)で穢れを移す
茅の輪くぐりとあわせて行いたいのが、「人形(ひとがた)」を使った祓いです。人の形に切った白い紙に自分の名前と年齢を書き、全身を撫でたあと息を三度吹きかけて、半年間の穢れをすべて移します。それを神社へ納めると、神職が大祓詞を奏上して清めてくれます。遠方の神社であれば郵送で受け付けているところもあります。参拝前に各神社の公式案内をチェックしてみてください。
おわりに:関東の神社で上半期を締める
関東には、夏越の祓ができる神社が点在しています。近くの神社でも遠くの神社でも、茅の輪をくぐった翌日から気持ちが少し軽くなる、そんな体験をぜひ試してみてください。
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やってみよっか?