「目的別」で考えるジョギングとランニングの違い。でも、走るための一番の理由は!? image

「目的別」で考えるジョギングとランニングの違い。でも、走るための一番の理由は!?

こんにちは。へっぽこ市民ランナーの東龍太郎です。

今回はジョギングとランニングの違いについての「目的別」編です。

みなさん、健康管理ならジョギング、フルマラソンはランニングといったイメージでしょうか。でも、やっぱりそんなに単純でもなかったりします。

では、ちょっと詳しくお話していきましょう。

  • 1時間
  • Budget1,000円以下
  • Tools 道具(難度) ■■■
  • Tools 事前準備(難度) ■■■
  • Tools 経験(難度) ■■■
  • 難易度の目安

「目的別」にジョギングとランニングの違いを考える

ジョギング、ランニングの目的は、健康管理やストレス解消、ダイエットにフルマラソンへのチャレンジなど、いろいろあると思います。

それぞれの目的に合っているのはジョギングかランニングか。どちらなのか気になりますよね。ここでは、まずはその気になるところを考えていきます。

健康管理

普段あまりカラダを動かしていないし、走るなんて学生以来だし、カラダの調子も良くないし、なんて場合は、やはりカラダに対して低負荷の運動を選びたいですよね。つまりキツくない運動です。

なにより怖いのは準備できていないカラダへの過度の負荷であり、その負荷からくる怪我です。健康管理や体力の維持などが目的なのに怪我してしまっては意味がありません。

走っているときの足への衝撃は歩いているときの3倍にもなります。体重が60キロの人なら180キロの衝撃が着地する片足にのしかかるのです(1歩走るごとにです)。準備不足から、足首や膝、腰などが痛くなるというのはよくあることなのです。

そう考えると、 走ることに慣れてない場合はまずはジョギング ですね。 スポーツはたまにするし、よく歩いたりしているという人なら、ランニングから始めるのもよい とは思います。ただ、その場合は、自分のカラダの状態をきちんと把握し、入念にストレッチをして走り始めるようにしましょう(おすすめは ゆっくりランニングから です)。

ストレス解消

目的として意外と外せないのがストレス解消ではないでしょうか(私はそうです)。走って、ひと汗かいたときの気持ちよさは他には代えがたい。悩んでいたり、嫌なことがあったりしたときはとりあえず走ります。解消とまでいかずともかなり気分スッキリです。

ただ、ストレス解消といってもいろいろあると思います。とにかく汗をかきたい、いつもと違う場所に身を置きたい、ひとりの時間を作って考えごとをしたい、などなど。

とにかく汗をかきたいなら、しっかり走るランニング。いつもと違う場所にと思うなら、緑に囲まれた公園や海沿いの道をゆっくり走るジョギング。ひとりの時間での考えごとなら、走ることに意識を集中し過ぎないように余裕をもってジョギング でしょうか(危ないので)。

どちらにしても、ある程度の時間、カラダを動かせば精神的にも肉体的にも開放され、ストレス解消につながると思います(私はそれでランニングを続けています)。

ダイエット

ダイエットが目的ならどうでしょうか。効率的に脂肪燃焼させるには、大きな負荷をかけないほうがよいとされています。そう考えるとジョギングがよいということになります。

ですが、 前回の記事 でご紹介した「エネルギー消費量」の表からは、ランニングのエネルギー消費量がジョギングよりも大きいということがわかります。それならやっぱりランニングがいいという話にもなりますが、一概にそうと言い切れないところもあります(ああ、複雑…)。

計算上は、運動強度がランニングの半分程度のジョギングでもランニングの倍の時間を走ることで、同じぐらいのエネルギー消費量を得ることができます。それならジョギングでもダイエットは十分に可能というわけです。

走り慣れてないけど時間があるならジョギングを選び、時間がないなら効率を考えてランニング という考え方もできます。 走ることに慣れてきたら時間効率から ランニングに切り替えてダイエット をという方法もよいと思うのです。

フルマラソン

フルマラソンにはやはりランニングと思う人が多いかもしれませんが、じつはジョギングも必要だったりします。これは初心者の人でも何度も完走したというような人でもです。

初心者の人にとって、ジョギングはフルマラソンの準備段階としては不可欠といえます。 ウォーキングからはじめて、ジョギング、ランニングと運動強度を高め、慣らしながら脚を作っていくから です。

何度も完走するような経験値の高い人でも ランニングのクールダウンにジョギング は欠かせません。さらに、フルマラソン出場のための練習メニューに、 運動強度の高い練習をした翌日にジョギングを入れる のも重要なことなのです(その重要さを理解することが完走の秘訣だと思います)。

状況に合わせて柔軟に選択する

今回、ジョギングとランニングの違いを「目的別」に考えてきましたが、「違い」という発想はあまり必要ないように思いました。

「こういう目的だからこちら」と単純に決めてしまうのではなく、 普段の生活やカラダの状態をしっかり考慮したうえで、状況に合わせてジョギングやランニングを柔軟に選択すればいい のではないでしょうか。

そしてなによりも、過剰に目的や数値にこだわり過ぎず、「楽しむ」を走るための一番の理由にすることが幸せなのではと思います(長く続けられる理由とも言えますね)。

やってみよっか?

ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります



余暇のアイデア人気ランキング

特集連載

あなたにおすすめ

「いいね」すればするほど、あなたの好みに合った余暇プランがピックアップされます
ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります