マラケシュの新市街地ギリーズにある庭園です。1920年代にフランスの画家ジャック＝マジョレルによって造園されました。マジョレルの没後に服飾デザイナーのイブ＝サンローランによって買い取られました。現在は、一部が美術館になっています。主な展示品は、マジョレルの作品や北アフリカの織物や装飾品などの展示があります。
歴史
1920年代にマジョレルにより造園されましたが、彼の没後は荒廃していました。そんな中、イブ＝サンローランとパートナーのピエール＝ベルジュにより買い取られ別荘兼アトリエとして使用したことで有名になました。マジョレルは、アールデコの画家でしたので幾何学模様や原色の対比が見事です。アクセスはフナ広場よりタクシーで10分程度です。
見どころ
こちらの見所はやはり、庭園ですが、マジョレルブルーといわれる青が印象的な静かな雰囲気です。フランス人に特に人気がありイスラムの文化圏にフランスの香りが漂うそんな雰囲気です。フナ広場やスークの喧騒から逃れ暫しの休息にぴったりな場所です。なお、新市街を代表する場所でもあるので必見の価値があります。マジョレルブルーの青を基調としてた黄色・緑・オレンジの原色の植木鉢やタイルの組み合わせや花や光、噴水の水などを楽しむことが出来ます。
