1228年に、イザベル王妃がオビドスを訪れた際、この地を非常に気に入ったことを受け、当時の国王であったデニス王がイザベル王妃にこの村をプレゼントしました。これにより、19世紀までポルトガル王妃の直轄地「王妃村」として、代々栄えました。オビドスの城壁はムーア人の時代のものといわれており、お城は13世紀ころに建てられたとされています。オビドスの村は、15世紀までは海を見下ろす形で栄えていましたが、湾が徐々に泥によって沈んでしまったため、壁に囲まれるようになりました。
オビドスの街に入るには城壁の門を通って入っていきます。門のすぐ横には階段があり、それを登るとこの城壁を1周出来るようになっています。時間が許すならば、オビドスの街並みを見下ろしながら、城壁を歩いてみるのも良いでしょう。城壁から見る街並みは、白壁の可愛らしい家がところ狭しと立ち並んでおり、ミニチュア模型を見ているようです。昼のオビドスの街はメルヘンチックなのに対し、夜のオビドスの街は一変、街燈に灯りがともり幻想的で大人なロマンチックな雰囲気へと変化します。
古いポルトガルを感じることが出来、シントラは良かったです。ロカ岬、カスカイスはツーマッチかも。良いガイドさんでした。