5番街はかつては住宅が密集する通りであったが、1862年に当時の資産家キャロライン・シャーマーホーン・アスター(Caroline Schermerhorn Astor)が34丁目通り、現在のエンパイア・ステート・ビルディングの位置、に移住したことが現在の高級通りに生まれ変わった起源と言われています。アスター家は代々ホテル業で成功した一家であり、彼女移住後にはこの通りは彼女が建設したアストリア・ホテル、また彼女の甥の建設したウォルドルフ=アストリアによって、経済的に成長しました。その後、1908年にはセントラルパークの南側と隣接する通りを拡大し、20世紀の初めまで住宅街だったミッドタウンが商業地区として開発され現在にいたります。
世界的に有名な商店街なので、5番街の見所はやはりショッピングです。5番街は基本的にはテナント料が高いため、カフェやレストランなどを見つけることは難しいですが、ファッションを中心としたお店は通りのどこにでもあります。ブルガリやルイヴィトンなどのブランドショップからフォーエバー21、アバクロといったカジュアルなお店まであり、ファッションに関しては何でも手に入ると言っても過言ではないでしょう。ニューヨークでは洋服や靴などの身につける商品に対して、$100以下であれば消費税が免除されますので、5番街はファッション好きの方には必ずオススメしたいスポットです。また、24時間年中無休のアップルストアや老舗のおもちゃ屋ファオ・シュワルツなどのお店もありファッション以外にも楽しめる通りとなっています。
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5番街 (観光情報) | ニューヨーク観光| VELTRA(ベルトラ)
ニューヨーク市では街の通りの名前は大まかにストリート(Street)とアヴェニュー(Avenue)の二つに分かれており、ストリートは東西に、アヴェニューは南北に走る道路を示しています。5番街(5th Avenue)はマンハッタンを南北に走るアヴェニューのひとつであり、南はワシントン・スクエア公園(Washington Square Park)から北は142丁目通り(142nd Street)まで総距離12kmに及ぶ通りの中でも、特に34丁目通り(34th Street)と59丁目通り(59th Street)の間はロンドンのオックスフォード通りやパリのシャンゼリゼ通りに並ぶ世界的に有名な高級商店街として知られています。