【ガーデニング】庭木に取り入れたい春の花!梅の楽しみ方3選
白い花や果実のなる「実梅」を庭に植えています。和の雰囲気を感じられて風情のある梅は、庭木として植えるとほったらかしで毎年綺麗な花を観賞できます。
春に公園や川沿いで眺める梅も良いですが、実を収穫できるのも庭木ならではの楽しみとなりました。
何度も楽しめる梅の魅力
庭に花も果実も楽しめる実梅が植えてあると、花が咲いて実を収穫するまで一通りの過程を毎年楽しむことができます。
ツツジなどの庭木は、開花時期になると咲いてあっという間に散ってしまう短寿命ですが、このような楽しみ方ができるのは実梅ならではの魅力。
花が咲いたら、暖かくなった屋外でぼーっと眺めているだけでも癒されますし、お部屋に飾ることもできます。
収穫すればシロップやジャムなどさまざまな味わい方ができて、長い間楽しめますよ。
控えめで可愛らしい春の花が咲く
冬も終わり徐々に暖かくなってきた3月上旬頃、梅の花が咲き始めました。枝にポンポンといくつもの白い花が咲き、庭が一気に春モードになります。
梅の魅力のひとつは、この
可愛らしい梅の花を観賞できること
。
桜の開花よりも1か月近く早く咲くので、一足先に春の訪れを感じることができます。
咲いているのは白い梅ですが、赤に近い濃いピンクのものからほんのり薄ピンクの梅まで、さまざまな種類があるそう。
品種によって花びらの重なり方や形も違うので、お気に入りの梅を見つけたいですね。
実ができたので収穫して調理してみた
青梅がとれると、梅干しや甘露煮などさまざまなレシピに活用することができます。私は毎年恒例の梅シロップと、梅ジャム作りに挑戦しました。
上手くできれば爽やかな梅風味がしばらく楽しめますよ。
梅シロップ
青梅を氷砂糖や米酢と一緒に1か月以上漬け、梅シロップを作りました。
2リットルの瓶1本分作るつもりでしたが、収穫した梅が意外と多かったためジップロックに分け、いくつか冷凍しておくことに。
一度梅シロップを作れば、ドリンクだけでもさまざまな楽しみ方ができます。
- ソーダ割り・・梅ソーダ
- 水割り・・・梅ジュース
- 日本酒割り・・・梅酒
など、割り方はさまざま。
デザートとして活用したければ、シロップを使って梅ゼリーを作ったり、かき氷にシロップとしてかければ梅かき氷の完成。
どれも
爽やかで甘酸っぱいので夏にもぴったり
で、今年はどんなレシピを作ろうか今から考え中です。
ただし、生の青梅は毒成分がありそのまま食べるのは危険なため、 加工前の青梅をうっかり食べないよう注意し 、容器は消毒するようにしましょう。
梅ジャム
余った梅を使い、砂糖と一緒に煮込んで梅ジャムを作ってみました。
完全に自己流で作ってしまいましたが、味はというと甘さがいまひとつな感じでした。
もう少し砂糖を加えたり、はちみつを混ぜても良かったかもしれません。
どちらかというと梅の酸味の方が勝ってしまったので、甘みはしっかり調整した方が良さそうです。
甘くて美味しい梅ジャムが完成したら、 パンに塗ったりヨーグルトに入れて食べられますね 。
お部屋に飾っても可愛い
春を感じる梅の花は、外で楽しむのも良いですが、お部屋の中に飾っても素敵です。細い枝をちょこんと切って花瓶に生ければ、おしゃれな梅の一輪挿しが完成。
日本らしい和の雰囲気を感じられる花なので、玄関やリビングにはもちろん、
和室などに飾っても映えます
。
同じ春咲きの桃などと一緒に飾っても可愛いですね。どちらも枝植物なので、まとまりが出てよりゴージャスな印象になりますよ。
枝を切るのが心配な場合は、お店で売られている梅を購入しても良いでしょう。
こんもりとした咲き方なので、水に浮かべて飾ってもおしゃれ。
クリアガラスなどの食器に水を張って梅の花をたくさん浮かべれば、神社にある花手水のような清涼感を演出できますよ。
春から初夏まで長期間楽しませてくれる
3月上旬に咲き始める梅は、散るのもあっという間ですが、しばらくは春らしい綺麗な花が観賞でき、桜の花びらのようにひらひらと散っていく姿まで楽しめます。
花が散ったあと、実梅であれば実が付きはじめ、6月から7月にかけて収穫することができます。
春から初夏にかけて観賞用として楽しめるだけでなく、梅の味わいまで楽しむことができるため、とても重宝している庭木のひとつ。
一度植えると毎年花を咲かせてくれるので、
風情のある庭木が好きな方にはおすすめです
。
自分に合った梅を育てよう
美しい花を楽しめる「花梅」が欲しいのか、果実も収穫できる「実梅」がほしいのか明確にしておきましょう。 梅にはさまざまな品種があるため、好みや目的によって選ぶ種類も変わってきます。
梅の苗木を取り入れたい場合、農園やネット通販などで購入することができます。
新苗を植えてから実を付けるまでには時間がかかることもありますが、順調に育てば庭のシンボルツリーとして重宝されること間違いなし。
庭に充分なスペースがなかったり賃貸住宅の場合は、ミニサイズで梅の花や香りを楽しめる梅盆栽を取り入れても良いでしょう。
自分に合った育て方ができると良いですね。
出典・参考
やってみよっか?