ケレタロは、スペイン人と先住民が平等に暮らすことを理念として、1531年に都市建設が始まりました。織物、タバコ産業などで栄えるとともに、グアナフアトなど北西にある鉱山都市への補給基地としても繁栄しました。人口は、17世紀半ばに3万人を超え、メキシコ・シティ、プエブラに次ぐ第3の都市となりました。歴史史跡地区には、サン・アグスティン教会、サン・フランシスコ教会、カサ・デ・ラ・コレヒドーラ、サンタ・クルス修道院などスペイン植民地時代の建造物が点在しています。このような建物群と町並みが評価され、世界遺産に登録されました。
ケレタロは、スペイン人と先住民が共生し、繁栄を分かち合った、稀少な植民都市です。サン・フランシスコ聖堂を中心に、西側にスペイン人居住区、東側に先住民居住区が広がっています。スペイン人居住区は碁盤目状に整然と区分けされ、先住民居住区は狭く曲がりくねった道路沿いに建物が並んでいます。
ガイドの荒尾さんの深い知識に驚愕しました。いずれの知識も勉強になり、個人で旅行せずに正解だったなと思いました。大変勉強になりした。