さらーさん、心のこもったご感想をありがとうございました。ツアーの感想を参考にして参加される方が多いのでこのコメントはきっと参考になり興味をそそる事でしょう。ありがとうございます。
　さて、このツアーに参加する方はほとんど予備知識のない方ばかりで、グアム戦争もそうですが、それよりもあの時代先人達は「なぜ戦争をしたのか」「何が問題だったのか」を学生時代に教わる機会のなかった方（ほとんど全ての戦後世代ですが）が、そんな単純な疑問を学習しておこう、理解しておこう、という人たちばかりです。ツアーを初めてから15年以上経ちますがその頃から今に至るまで年齢層は40代が圧倒的に多く、50代、30代と続きます。小さなお子様連れやシニア世代もまた修学旅行や会社の研修旅行も参加されています。私はこの「あの戦争はなんだったのか？」という答えを求めて日米の帰還兵、地元サバイバーといわれるシニア世代にあの時代を語ってもらい、未だに手付かずの戦跡を歩き、また日本のみならず地元と米軍の日誌や資料を読み漁りました。ただ単純に知りたかったからです。そしてそこでわかったのは我々が想像する生臭い闘いばかりではなく、兵士達は私達と全く同じように考え、怯え、そして限りなく責任と誇りを持っていた事でした。
　であるからこのツアーは戦跡観光ガイドではなく、あの時代を空気で感じ肌に触れてもらえるように、遺構を見学するだけではない、時代に生きていた人達のあの時代を再現する工夫を重ねてきました。それがこの戦跡巡りツアーです。ツアーでは地元民に迷惑をかけた事にも触れています。　
　先人の覚悟と犠牲的な精神があって今の平和がある事に再確認された「さら」さんに敬意を感じます。

りかさん、有難うございます。私らはなんとなく平和で幸せな社会にいるのですが、それを維持するために先人達がどれほど血の涙と厳しい汗を流して祖国の為に戦っていたことがわかり、そのことを伝える為にこうして今日も戦跡を訪れる日本の仲間に話しています。先人達の志を大切に継承し伝えておきたいですね。お友達にこういう時代があったのだということを、どんどん広めてくださいね。

まるさん、出発間際にご迷惑おかけしました。皆さん我慢してくださったのが印象的で嬉しかったです。この日はまるで魔がさした様に様々なことが起こりましたがツアーそのものは順調で楽しんで頂けました。仰るように多くの若い人にあの時代の同世代の日本人の心意気をぜひ感じ取っていただきこれからの人生の弾みにしてもらいたいですね。時代を有効に生きましょう。大いに宣伝してくださいね。ありがとうございました。

熱のこもったコメントを有難うございます。戦跡ツアーのゲストさんにはこの島の見た目の魅力だけではなく、島の歴史と戦争の全ての話、そして雑誌記者では気がつかない（したがって記事にはない）今のグアムの姿を求められるままにお応えしていますよ。とくにチャモロ人と日本人の関わり、あの戦争がグアムに、現地人にどんな影響を与えたのかは聞いて損をしません。楽しみなツアーでもあります。

トッシーさん、ご感想をありがとうございました。ただ近いからという理由だけでグアムに遊びに来られる人が多い中で、この頃は（ついでに）歴史や戦争のことも知っておこう、というツーリストが目につくようになりました。コリアンツーリストはまだその域までは届いていないけれど地元チャモロ人にとってこれほど嬉しい話はありません。あえて「歴史を知っとおこう」と遊び以外のツアーを選ばれている事に感謝をしているようです。我が日本人が関わった戦争の話も同じで、このツアーを選ばれた方に亡きご英霊がどれほど感謝しているか、想像がつきます。「自分らの犠牲を忘れないで欲しい」という声が聞こえてくるようです。
　私、芳賀がガイドしている戦跡はほんのわずかな部分で、1033日にもわたる戦跡を数時間でガイドすることはとても至難ですが、それでも可能な限り「あの時代のあの戦争で戦った兵士」の奮闘ぶり、その雰囲気、その意気込み、その闘志を体感していただければ嬉しいです。トッシーさんのように喜んでいただけて初めてやり甲斐を感じます。ありがとうございました。

「のたた」さん、印象的なコメントありがとうございました。長崎県からここグアム従軍してきて激戦戦死された海軍司令官杉本豊大佐のことを話しましたね。80余年前に22000人の日本人がここで戦い、日本国の永続と繁栄を願って犠牲になられた先人のことを考えるとその心意気と志を一人でも多くの仲間に知ってもらいたい、感謝して欲しいと願います。先人は私たちに「忘れないでいてほしい」と声をかけているようで「のたた」さんやお婆さんに「きてくれて有難う」といっているようでした。　人生なんてあっという間ですから生命がある限り少しでもいいから先人へ何か恩返ししておきたいですね。有り難うございました、また是非お会いしましょう！お元気で。

　　リリーさん、ご意見ありがとうございます。私たちはいい歳をしていながら実際には自身の国柄やあの時代の日本人の心意気を全くと言っていいほど知りませんね。貴女は「教育の所為」と言われたけれど実際は戦争を体験した先人達が「なぜ戦ったのか」を子供や社会に話そうとしなかった要因もあるのだと考えます。教育現場だけに問題があったのではなく、私たちいい年齢の団塊世代の者が戦争の話を避けて聞こうとしなかった所為もあったのでしょう。いってみれば無責任な世代ですね。
　「愛国心」を先人は「教えたり教わったり、いわんや洗脳されることではなく、それは個々人の身に備わることですよ」と言っていました。この世に生を受けたことから社会活動すること全てに感謝できれば自然にそれが国に対して感謝と報恩を持つのは人として当たり前ですよ、とそう話していました。おそらく現代の私達に著しく欠けているのが祖国への感謝と貢献だろうと感じます。
　そう考えれば多くの日本人は自分のことだけで精一杯ですね。これでは「過去から学ぶ」、どころか広く世界を見渡す眼力も未来を想像する教養も育ちません。なぜそうなったのか、と考えると、おそらく私たちは余りに損得という功利に走りすぎて、過去といいますか、歴史や文化を継承していく責任を感じていないからだと、そう思うようになりました。
　　軍の官僚がつまらん忖度のために銃弾や食料の備蓄を計算違いした為に戦場で生命を懸けて戦う兵隊は苦労しました。それを上官が「今となっては仕方がない、持っている分で戦おう」と部下を励ましたそうです。いじましいやら哀れやらでそこにいた兵士の気持ちを考えると実に悲しくなりますが、それもまた日本人らしさだったのです。愛国心がなければとても戦えなかったでしょう。そして計算違いをしながらそれを他人のせいにしていた高学歴な官僚や役人が、功利や名利に走らず純粋に現場の将兵の生命を考えていればこんな愚かな戦争もできなかったでしょう。「自分さえ良ければいい」という根性は、しかし今も変わっていないようですよ。

ポチさん、早い段階のツアー申し込みは大切なポイントですね。特に年末にかけてこのツアーは予約が集中するので催行人数を決めるようにしています。ただ多ければいいといのはこのツアーに似合わないからです。　ローカルが集うレストランは面白いでしょう？彼らの暮らしぶりも感じられますね。またここの中華はまあまあなので皆さん喜んでくれています。　慰霊祭を9月30日に終えて以来神社の境内に江戸時代の観音像が建ちました。これでツアーもちょっとだけ幅が広がりました。　というわけで皆さんにご紹介してくださいね。　芳賀

のぶたさん、なんとなく貸し切り状態で楽しいツアーでしたね。今回はダイジェスト版だったので次回グアムへ来るときは続きをご予約ください。あの時代を丸ごと体験でできますよ。　芳賀

体験談をありがとうございました。私たちはこの異郷の地で何が今の日本、日本人にできるのか、と考えるとやはりあの時代の大戦が思い浮かびますね。全く縁のないグアムという孤島で私たちの先人がいかにして故郷を思い、任務を果たすべくちみどろになりながら闘っていたことを一人でも多くの人に知ってもらいたいモノです。であるからして私などは微力にもなって田舎と思いますよ。ありがとうございます。また是非お出かけくださいね。

旬のローカルマンゴーでもどうぞと言いたかったのですが、台風のせいで手に入らず。
さらに山火事の直後で草原の雰囲気が一変しまっていて、大変失礼致しました。
それなのに度々お褒めの言葉を頂き、有難うございます。優しさが心に沁みました。
水面に太陽の光が差した瞬間に魚たちが一斉にキラキラッと鱗を光らせて散らばるのを、私も我を忘れて見入っていました。
ぜひ、またお越し下さい。有難うございました。

お一人の来島で台風一過何もすることがない状況だったので本来なら２人からの催行でしたがツアーをお引き受けしました。この方はとても素直で前向きで、またどのような話にも興味を持っておられたので楽しかったです。お会いするお客様ごとに、その雰囲気で何に興味を持っておられるのかがおおよそ察知できます。であるからその人の興味に十分応えられるようにしています。今回ここに我が「先人達と米兵の心情の違い慣習の違いが印象的だった」とありました。本当にそうですね。お互い望んで戦場にいるわけではないながらも民族の生き様のようなものを感じます。情と合理性が上手く合わされば素晴らしい社会になるのかも知れません。学ぶことが多いです。
　先だってグアム鎮魂神社の境内に地元民間人と政府代表、それに我々有志が集まり今後の復旧作業の役割と段取りを話し合いました。ほんの「ご慰霊の気持ち」で創建した神社がすでに多くの人の責任になっているのに感銘を受けました。志とは念じるだけでなく、行動する事によって共感を得る事を痛感しています。それこそがあの大戦で散華されたご英霊のお気持ちでしょう。ありがたい事だと思います。

見た目、聞いた感じを率直に感想してくださり感謝します。超大型台風マーワーが破壊していった惨状は、ウクライナがロシアにミサイルを撃ち込まれ侵略されている様を想像させるほどに強烈ですね。この姿はあのグアム戦争でアメリカ軍が無差別に艦砲と空爆で破壊し尽くした惨状に似ていいるのかも知れません。大木が倒れ、木々の葉っぱが引きちぎられ、青々としてあちら側が見えなかった自然が今は露見しています。そのような状況の中で我が先人が「覚悟して」戦い抜いた様子を想像するのには今回のツアーは体感ができるようでとても印象に残りましたね。　仰るようにこのツアーは出来るだけ多くの人に体験していただきたい。体験して今の時代がいかにして過酷で強烈な時代、多くの犠牲を伴って復興したのか、先人の志や勇気、それに覚悟を見直してもらいたいですね。そうすれば、現代の日本人に何が必要か、何が邪魔をしているのかがわかると感じています。感じた事、いい思い出を是非お友達に伝えてください。

素晴らしいご感想をありがとうございました。戦争と言うとつい禍々しいイメージで腰が引けそうですが、実際ここで戦争だけではなくグアムの歴史をおさらいすると色々な意味で親しみと学習意欲が湧きますね。脳を刺激してくれますね。戦争を「過去のことだから・・」と触れたがらないことがかえってあの時代の人達のを誤解し、また時代の流れに対しては無知にしています。であるから実に若い世代の人達にも人気です。経験からあの時代を知ることによってより深く今の時代、そして私たちの有り様を考えるきっかけになりました。グアム観光でただこのツアーだけがグアム史と日本人の関わり、そしてあの戦争をおさらいができます。ディスカバーワールドさん、ありがとうございました、またお会いしましょう。