母島ウォーキングツアー　現地ガイドと行く！島に残る戦跡と手つかずの自然を巡る半日ツアー＜3時間／父島からの日帰り参加OK／小笠原諸島・母島発＞

【ガイド】こにちゃん＆たえちゃん
【資格】東京都自然ガイド
【メッセージ】
母島は本土から1,050Kmの海を隔て、交通手段は船のみ。どこにでも直ぐに行けて何でも直ぐに手に入るこの国の常識がこの島には通用しません。その代わりにこの島にはかけがえのない自然と文化があります。私達はこの「不便さゆえの豊かさ」と「失われた世界へのタイムトリップ」と言う、貴重な体験を多くの人に届けたいという思いでツアーを始めました。

小笠原諸島は第二次世界大戦時、本土決戦に備えた最後の砦として日本軍の拠点となりました。当時の母島には砲台などの軍事施設が築かれ、多くの部隊が配備されました。終戦後には米軍の占領下に入り、昭和43年に返還されるまでは無人島でしたので、旧軍の遺構は手つかずのまま今なお島に残されています。

小笠原村教育委員会調べによると約21箇所の戦跡が母島にありますが、人の手のが入っていない場所にあったり、崩壊の危険性があるため、本ツアーでは比較的安全にご覧いただける戦跡をご参加者の体力に応じたコースでご案内をいたします。

評議平の見廻山に残る、海軍の十年式の角砲をご覧いただけます。

静沢には海軍施設跡、砲台などが現存しており、森遊歩道にもなっているのでアクセスもしやすいです。

探照灯基地跡からの近くにあり、旧日本軍の高角砲が２門残存しています。

震洋とは日本海軍が開発・使用した「小型特攻ボート」です。母島にはその第4震洋隊が配属されておりその基地の跡地が今もなお現存しています。

戦時中の旧日本軍が設置した大型の探照灯（＝夜間などに遠方の陸海空の目標を照らすサーチライト）が豪の中に残っています。

小富士の中腹に洞窟陣地が造られており、洞窟内に複数の糎砲が残されています。