1492年、コロンブスがアメリカ大陸に到達して以来、多くのスペイン人が富を求めて移り住みました。そして、スペインから来た修道士サンミゲルによって1542年に建設されました。現在のメキシコは300年以上スペインの支配下に置かれていました。スペイン人は肌の色や出身地などで人々の階級を細かく分け、税金や労働を強制しました。この町出身のイグナシオ・アジェンデという軍人は、貧富の格差を生む階級社会を変えるため、サンミゲル近くのアトトニルコ教会からスペイン軍との戦いへと出発しました。メキシコの独立への歴史は、ここから始まったのです。
2008年に登録されたメキシコの世界遺産(文化遺産)となったサン・ミゲルは、16世紀に建設された要塞都市です。18世紀の都市改造で、メキシコ・バロック様式の建物が建てられました。ヘスス・デ・ナサレノ・デ・アトトニルコにある聖地は、バロック様式の芸術と建築が集中していて、大聖堂や6つのチャペルなどで構成されています。
ガイドの荒尾さんの深い知識に驚愕しました。いずれの知識も勉強になり、個人で旅行せずに正解だったなと思いました。大変勉強になりした。