サン・ジェルマン・デ・プレ教会は、542年に、キルデベルト1世が聖遺物を納めるために作りました。 その後、576年に、パリの司教聖ジェルマンが埋葬されたことから、サン・ジェルマン・デ・プレ教会という名前がついたものです。 戦争によって何度も破壊されたりしており、ロマネスクやゴシックなどの建築様式が混在した建造物です。 現在の教会は、11世紀に立て直しされたもので、その後も改築や増築が何度も行われ、現在の姿となっています。
【外観と鐘楼】ロマネスク様式で残るパリで最も古い教会です。教会の鐘楼は、サン・ジェルマン・デ・プレ地区の象徴でもあります。 【木製のキリスト像】15世紀に制作されたものです。 【慰めの聖母】教会に入ってすぐ右手にあります。1340年に制作された細やかな彫りが見事な彫刻です。 【サン・ジェルマン・デ・プレ地区のカフェ】文化人や芸術家たちが集まったカフェ・ドゥ・マゴやカフェ・ド・フロールなどで、その時代に想いをはせながらお茶をするのもパリならではの楽しみ方です。
パリには何度か行ったことがありますが、左岸はあまり訪れたことが無かったので、歩いてゆっくり見て回れたのは良かったです。