1791年には、平和を望むために集まった5万人に対して、国民衛兵隊が発砲したシャンドゥマルスの虐殺が起こりました。 フランス革命を率いてきた司令官ラファイエットの人気は急落し、そのときのパリ市長の処刑の理由ともなりました。 1855年以降、シャンドゥマルス公園では、パリ万国博覧会が4度行われています。 1991年には、公園を含むパリのセーヌ川周辺が、世界遺産に登録されました。 現在は、エコールミリテール側に平和を祈念する壁があり、何世紀にもわたって平和を願ってきた人々の想いが詰まった公園となっています。
エコールミリテール前からは、シャンドゥマルス公園をはじめ、エッフェル塔やシャイヨー宮が一直線に見渡せます。 公園には、並木道だけでなく、洞窟や噴水盤、彫刻などがあります。 ここでは、定期的に大規模な音楽のコンサートが行われているので、機会に恵まれればそのひとときを楽しむことも記念になるでしょう。 また、7月14日のフランス革命の記念日には、花火が打ち上げられます。
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シャン ド マルス公園 (観光情報) | パリ観光| VELTRA(ベルトラ)
シャンドマルス公園は、パリ7区にあり、エッフェル塔のお膝元となる公園です。 ローマ神話の戦争の神である「『マルス』の野」を意味する名前がつけられています。 その名は、公園の南東側にあるエコールミリテール(陸軍士官学校)とセーヌ川の間にあった野菜畑を、練兵場として使用したことに由来しています。 また、シャンドゥマルス公園からは、エッフェル塔を見上げることができ、その迫力に圧倒されます。 一方で、公園は市民の憩いの場になっており、散策したり芝生に寝転んだりして、思い思いに過ごしています。 なお、ロンシャン競馬場ができる前は、ここでも競馬が開催されていました。