グラン・パレは、パリ8区にあり、シャンゼリゼ大通りとコンコルド広場の中間に位置しています。
グラン・パレ・ナショナル・ギャラリーと科学技術博物館が常設展示されているほか、中央のスペースでは、見本市、イベントの会場などが催されたり、パリコレクションの時期には、有名ブランドのコレクションを発表する場としても使用されています。
アール・デコの装飾が非常に美しく、高さ45メートルの鉄骨とガラス張りの丸屋根が特徴となっています。
歴史
1900年のパリ万国博覧会のメイン会場として建設されました。
建設には、4人の建築家が設計に携わっています。
同時期には、プチ・パレとアレクサンドル3世橋も建設されています。
パリ万国博覧会終了後も、展覧会が数多く開催され、フランスの産業として重要な見本市や航空展示会もグラン・パレを会場に催されました。
1938年に、建物内に科学技術博物館が開館。
1964年には、グラン・パレの一部を改装し、「グラン・パレ・ナショナル・ギャラリー」が誕生しました。
見どころ
【外観】アール・デコの装飾が施された正面からの外観は、グラン・パレの存在感をひときわ際立たせています。
【グラン・パレ・ナショナル・ギャラリー】文科省の要請により、建物の一部が国立美術館に改装されました。現在まで、フランス国立美術連合による企画で、印象派はもちろん、現代美術までさまざまな展示が行われています。
【科学技術博物館】ノーベル物理学賞を受賞したジャン・ペランが、パリに科学に関する大博物館を建築するという計画を実現したものです。