アイスランドのシルフラの泉でスキンダイビングはできる？検証してみました

アイスランドってどんな国？

日本と同じ島国

アイスランドは、 北欧 の国で日本と同じ 島国 です。火山活動が活発な国で、最近も大規模な 噴火活動 が報道されたばかりです。ダイナミックな自然が残る国なので 絶景 を楽しむ観光業が盛んで、流氷・火山・間欠泉・滝・アイスランドモスの大地・オーロラなどを一目見ようと多くの観光客が訪れています。

筆者も２週間ほど一人旅で訪れましたが、忘れられないぐらい素晴らしい旅行体験になりました。

通貨はKr（クローナ）で１Krが大体１円ほどなので、為替の計算が簡単でした。農作物の自給自足が少ないので 物価は高く 、ちょっとした食事でも２０００円ぐらいかかります。

しかし、 治安が良く 首都の レイキャビック では、早朝や深夜でもスーベニアショップの灯りがついていて安心して観光ができました。

絶景と音楽の国

アイスランド旅行の目的は、 絶景と音楽 を目当てに旅行しました。 オーロラ が見たくて訪れましたが、流氷やアイスケーブと呼ばれる氷の洞窟は一生忘れられない景色です。毎日のように絶景を見て、夜はバーで アイスランドミュージック を楽しみました。

世界的にも有名な、Björk・Sigur Ros・Of Monsters and Menなどが生まれた国がアイスランドです。

アイスランドはライブハウスがなく、インディーバンドは バー などでライブをすることが多いので滞在中よくバーに足を運びライブを楽しみました。コメディアンのショーなどもあり、文化の違いを楽しめる場所でもあります。

アイスランドの公用語は、アイスランド語ですが多くの人が 英語 を話せます。飲食店やホテルなどは、英語のやり取りができれば安心です。

とにかく寒い

筆者が訪れたのは１月でしたが、毎日 マイナス気温 でした。

ベストシーズンと言われている５月～７月でも最高気温が１５℃前後なので、長袖で訪れるのがよいでしょう。このようにとても寒い国なので、透明度が高いシルフラでのシュノーケリングツアーに参加したかったのですが、 断念 しました。

そのことを今でも 後悔 しているので、美しいシルフラの泉について次の項目でご紹介します。

シルフラの泉の水中はどんな絶景なのか

透明度の高さはピカイチ

ユネスコ世界遺産に登録されている シンクヴェトリル国立公園 の中にある、天然の湖です。 地球の裂け目 と呼ばれており、北米大陸プレートとユーラシア大陸プレートの境目になっています。この境目は、徒歩で観察できる場所もありますが、 氷河の雪解け水 が溜まり美しい湖になっている場所があり、そこがシルフラの泉です。

平均水温は、 2℃～３℃ と冷たくスキューバダイビングやシュノーケリングツアーでは、保温性の高い ドライスーツ が必須です。アイスランドの冬の気温はマイナス温度なので、水温の方が温かく感じるでしょう。

神秘的な地形の美しさ

１００メートル以上の透明度 があり ダイナミックな地形 が楽しめるのが、シルフラの泉です。

水中の微生物が少ないので、生き物は生息していません。しかし、透明度の高さと地球の裂け目らしい地形は、多くのダイバーの憧れの場所です。

筆者も、冒頭にお話した動画を見てからシルフラの泉を泳いでみたいと思うようになりました。

遺跡 のような 水中世界 で泳いでみたい！と誰もが思う場所です。海の生き物を観察するスキンダイビングもよいですが、地形の美しさを観察するスキンダイビングもおすすめです。

スキンダイビングでシルフラは潜れるのか？

ツアーで体験するシルフラの泉

アイスランドは、観光大国なので 多種多様なツアー があります。

シンクヴェトリル国立公園は、 ゴールデンサークル と呼ばれている定番観光スポットの一つです。そのゴールデンサークルのツアーの中に、シルフラでのシュノーケリングやスキューバダイビングが含まれたツアーもあります。

しかし残念ながら、スキンダイビングやフリーダイビングで検索しても ツアーはありません でした。その理由は、 水温が低く淡水なので海と同じように泳ぐことは困難 だからでしょう。

ツアーがないからと言って独断でスキンダイビングするのは、 危険 です。

シュノーケリングやスキューバダイビングのツアーに参加して、美しい水中世界を体験しましょう。

シルフラではドライスーツが必須アイテム

シルフラの水温は低く ドライスーツ着用 が必須です、現地で着替える場所はなくツアーでは服の上から 防寒インナースーツ とドライスーツを着用します。多くの人は、 ヒートテックの上下の上から この２つを着用して潜ります。タートルネックは、スーツからはみ出る可能性があるので控えましょう。

ドライスーツを着用してさらに、首元や手首に 結束バンド を巻いて水の侵入を防ぎます。水温が低く、 低体温症 を防ぐために必要な装備です。

淡水ですがドライスーツ自体に浮力があるので、シュノーケリングをしっかり楽しめるでしょう。

スキューバダイビングの方は、 ウエイトを使用 します。

また、外気と水温の差で水中マスクが曇りやすいので、注意が必要です。水に入る前にガラス部分に唾をつけて対応すると、クリアな視界で楽しめます。

まとめ

アイスランドのシルフラの泉でのスキンダイビングは、今のところ 難しい でしょう。

水温が低く淡水なのでドライスーツを着用し、シュノーケリングやスキューバダイビングのツアーを利用して美しい水中世界を楽しんでください。

観光大国のアイスランドなので、シルフラの泉以外にも多くの 観光スポット があります。壮大な滝・真っ黒なブラックサンドビーチ・流氷が打ち上げられたダイヤモンドビーチ・苔の大地が広がった大地など、見たことのない景色が広がっています。

シルフラのシュノーケリングやスキューバダイビングで身体が冷えた後は、 ブルーラグーン という美しい温泉へ行くのもおすすめです。

火山と氷の国アイスランドで、観光と美しい水中世界を堪能してみてください。