九州最西端の長崎県新上五島町。7つの有人島と60の無人島から成るこの町は、大部分が西海国立公園に指定されており、その中でも特に海岸の断崖の眺望や西海岸に広がっている若松瀬戸は言葉を発せなくなるほどの美しさがあります。圧巻のサンセットを見渡せる矢堅目(やがため)の景色やエメラルドグリーンの美しいビーチが広がっている蛤浜(はまぐりはま)海水浴場は、新上五島町を代表する大人気スポットです。町には荘厳な景色だけでなく、29もの教会が点在しています。250年にも及ぶ禁教令の弾圧に耐えた当時の信者たちが造った教会は、今では世界に誇る教会群となっています。全国でも珍しい石造りの教会堂「頭ヶ島天主堂」を含む頭ヶ島の集落は世界遺産の構成資産です。新上五島町は他の町にはない、特有の美しさと歴史が色濃く残っている祈りの町なのです。また、日本三大うどんの1つ「五島手延うどん」や、さつまいもともち米を一緒についた「かんころ餅」、ハコフグのお腹に特製練り味噌を詰めて焼く、見た目のインパクト大の「かっとっぽ」など、ここでしか食べられない島グルメもたっぷり堪能するのも忘れてはいけません♪