宇久島は長崎県本土から西へ約50km離れた五島列島の最北端にある人口約2,000人の小さな島で、長崎県佐世保市に属しています。島の玄関口は宇久平港で、小値賀や野崎島に隣接しています。平清盛(平清盛の弟)が壇ノ浦の戦いのあと、安住の地を求めてこの島に行き着き、五島一円に勢力を伸ばし、宇久氏の祖となったという伝説が。島内には平家盛公上陸地とされ、夕日の絶景鑑賞スポットとしても人気の火焚﨑(船隠し)をはじめ、宇久家の菩提寺として建立した東光寺があるなど、歴史好きにはたまらないロマンが満ちています。厄神社という岩と岩の間に観音様が祀られているパワースポットも要チェック。疫病や漁の神として昔から信仰されており、壱岐、対馬、平戸、五島からの参拝人もいたほど。歴史的観光スポットはもちろんですが、宇久の美しい海や自然も外せません。快水浴場百選にも選ばれている大浜海水浴場は、エメラルドグリーンの海と遠浅の約600mの白い砂浜をもつ海で、磯遊びやキャンプを楽しむことができます。さらに、CMの舞台やテレビにも登場したことのある対馬瀬灯台は島の最北端の岬で、宇久を象徴する絶景スポットになっています。
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