ハナウマ湾は、オアフ島の南東端にある、火山の火口が波に侵食され入江になったところで、シュノーケリングで一番人気の場所となっています。
ハナウマ湾は半円形をしていて遠浅で波も穏やかなため、子供連れでもシュノーケリングが楽しめます。
また、青い海や珊瑚礁、熱帯魚の群れが美しいことでも知られているところです。
ハワイ語で「ハナ」は「湾」、「ウマ」は「避難所」を意味します。
海洋自然保護区のため、週に一度閉鎖され一般客は入場できません。
ハナウマ湾に行くときには、閉鎖される曜日を調べておきましょう。
歴史
ハナウマ湾は、火山が噴火してそのカルデラが海に流れ込んでできた湾で、湾とビーチが半円の形をしています。
海洋自然保護区に指定されているため、ハナウマ湾は非常に厳しい規制のもとで管理されています。
1950年代くらいまでは、観光優先で遊泳エリアを拡大するために、珊瑚礁をダイナマイトで破壊することも行われていました。
環境汚染が深刻になり、自然や生物保護の重要性が認識されてからは、1991年に魚の餌付けが禁止となりました。
2002年には海洋教育センターが設置され、ハナウマ湾を訪れる人は、年に一度は10分程度のハナウマ湾の環境保護についてのビデオを見ることが義務付けられています。
見どころ
ハナウマ湾は自然保護区のため、魚や動物などに触る・餌をやる、海中の砂場以外の場所に立つことの禁止などの厳しい規制があります。
そのかわりに珊瑚礁や魚が守られているので、シュノーケリングをすれば浅瀬で魚を見ることもでき、
ダイビングをすればウミガメやホワイト・ティップ・シャーク、アオリイカなどにも遭遇するかもしれません。
ハナウマ湾で暮らす多数の生物を守るためにも、これらの規制や義務には従って、楽しく過ごしましょう。