ハワイ出雲大社は縁結びの神様として知られている日本の島根県にある出雲大社のハワイ分院として、正式に認められている神社です。ホノルル市中心部のチャイナタウン近くにあり、日本から移民した人々により1906年に作られ「出雲大社ハワイ分院」とも呼ばれます。ハワイに暮らす日系人が初詣や七五三などで訪れる場所として親しまれ、日本のテレビで紹介されたのをきっかけにハワイの人気観光スポットとなりました。
歴史
1906年に出雲大社の管長から命を受けた神職がホノルル市アアラーレンの周辺で出雲信仰の布教を始め、1909年には正式に出雲大社から出雲大社教布哇教会所として認可されています。
1918年には出雲大社教布哇分院に昇格し、翌1919年にはハワイ準州政府から、ハワイ出雲大社教団の法的組織化の認可がおり、1922年には社殿が新築されました。
第二次世界大戦中の1941年、日本軍が真珠湾を攻撃したことにより、院長とその家族、分院の役員たちがFBIに拘束され、終戦までアメリカの本土に抑留されました。この抑留中に教団は解散し、社殿などはホノルル市郡政府に寄贈されました。
院長が拘留を解かれた後、6回にわたる社殿返還の運動が起こり、係争があったものの、最終的にはホノルル市郡政府から社殿が返還されています。1976年、アメリカ建国200年記念としてハワイを巡業していた日本相撲協会の力士による、横綱土俵入が奉納されました。2006年にはハワイ出雲大社が鎮座して100年を迎えました。
見どころ
ハワイ出雲大社は新年の三が日の初詣のときは、1万人を超える人が参拝に訪れます。そのほとんどがハワイの地元の人ですが年が明けると、力強い太鼓の音が境内に響き、観光客を含めた参拝客がなだれ込んできます。新年以外でも参拝はもちろんできますが、社務所の受付時間は、8時30分から17時までとなっていて、早朝と夜間は正面ゲートが閉鎖されるため参拝はできません。社務所では、ここでしか手に入らないハワイらしいお守りやステッカーなどが販売されていますので、参拝の記念に購入してはいかがでしょうか。