※1番言いたいことは、「ガイドさんに本当にお世話になりました。やぶたさんとおっしゃる女性のかたでしたが、本当にありがとうございました!」と言うことです。私がおぼつかないので、途中から私のリュックまで背負ってくださり、先導してくださいました。... 続きを読む
※行けなかった太鼓岩、白谷雲水峡
あまりの歩みの遅さと体力の無さで、2日目の太鼓岩と白谷雲水峡はあきらめて、縄文杉だけの往復を2日かけて行いました。
私のイメージでは、1日目の縄文杉がマックス険しくて、太鼓岩、白谷雲水峡は降りていくだけだと誤った考えでした。
ですが、ガイドさんによると、2日目の方が険しいそうです。縄文杉コースを途中まで戻り(つまり、降りて)その分岐点からまた登っていく、とのことでした。
娘が行きたがっていた屋久島。私は屋久島=縄文杉、と思い込んでいましたが、娘は白谷雲水峡に1番行きたかったらしいです。私の勘違いで残念でしたが(だったら、最初から白谷雲水峡だけ行けば良かったわけで…)、この次は白谷雲水峡に行きたいと娘が言い、次の目標ができました。
※事前情報について
初めての屋久島で、色々ガイドブック読んだり、ネットで調べましたが、今ひとつイメージが湧きませんでした。
ベルトラさんのツアー説明で、もう少し詳しくあると良いなと切に願います。ルートについての情報(下に書いたように高低差とか)とか、距離などなど。
片道5時間とありましたが、私は歩みが遅いので、泊まりがけのが良いかなぁと思い、このコースをお願いしましたが、2日かけて縄文杉往復だけで精一杯でした(しかも、リュックをガイドさんに担いでいただいて、です)
帰って来てから、もう一度何冊かガイドブックを見直したら、あるガイドブックに屋久島の断面図(イメージでしょうが)が載っていて、今更ながらこのコースの険しさを知りました。
険しいですよ、と言うと宣伝にならないかもしれませんが、山初心者で屋久島に憧れだけで来る私のような人も多いと思います。ですので、本当にもう少しアナウンスお願いします。初めての屋久島の旅が素晴らしいものになりますように。山について、何がわからないのかがわからないほどの初心者には難しいコースです。
また、観光協会の方は電話で色々聞いたらとても親切でしたが、やっぱり色々わからなすぎなので、電話で聞くのも限界がありました。
※初心者には危険箇所がたくさん!
①手すりの無い橋(はるか下に川)が何ヵ所もあります。高所恐怖症の人には難しいし、落ちたら大怪我だと思います。私自身は高い所とても苦手です。でも、目の前に橋が現れて、もう行くしかない、と思い、下を見たらパニクってバランス崩して落ちそうなので、小刻みに少しずつ歩きながら下を見ないように歩きました。でも、渡し木に隙間があり、ステッキを何度かその隙間(空間。空振りって感じ)についてしまい、ヒヤヒヤしてホント命がけでした。
②歩く道は、当たり前ですが木の根が花崗岩を覆うように不規則にたくさん張っていて、これがすごく滑るのです。足元は雨が多く湿っていますので。ガイドさんと娘に迷惑かけまいと焦ったら、滑ってお尻から落ちて大変危険でした。
③登りの後半が険しい
ウィルソン株を過ぎて、最後の水補給の場所を過ぎてから、階段も一段一段の高さが大きくなり、また、急斜面を丸太を渡しただけの階段もあり。。。それだけ、勾配がある、ということなのでしょう。
が、林野庁が管轄のようですが「ここまで来られるなら、階段もこういうもので大丈夫っしょ⁈」と暗に言われてる気がしました。
いや、もう、行くしかないし、ホント危険ですよ。ここで怪我したら、多くの人に迷惑かかるだろう、それだけは嫌だとばかり思って登っていました。
<おまけ>
全く余裕の無い二日間でしたが、頼もしいガイドさんのおかげでなんとかケガもせず帰って来られましたし、ガイドさんが教えてくれた、高塚小屋で見た星のまたたき(木の枝の間からでも強い光を発している)は忘れられません。
縄文杉は触れませんが、そこに至るまでに触れることができる屋久杉が何本もあります。ふかふかで水滴がキラキラしている苔に覆われていました。そっと触って「忘れないでね」とお願いして来ました。
このツアー行くまでは、正直楽しみよりも不安の方が大きかったですが(自分の予定の立て方が悪いんですが)、なんとかガイドさんのおかげで下山できてからは、山道具のレンタルのお店の方も親切でしたし、その後泊まった民宿のご飯とっても美味しかったり、レンタカー屋のおばさんもものすごく親切だったり、お土産物屋のスタッフの方たちもとても親切で、ホント中身のぎっちり詰まった旅となりました。
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