龍安寺は1450年(宝徳2年)に、室町幕府の守護大名の細川勝元によって創建されました。応仁の乱の東軍総大将である細川勝元が、徳大寺家の別荘を禅寺に改めたのが「龍安寺」の始まりです。龍安寺はその後二度の大火で焼失してしまい、現在の方丈は1606年(慶長11)に「西源院」の方丈を移築したものです。最盛期には強大な勢力を誇り、塔頭が21か寺もあったという記録が残されていますが、現存するのは3か寺です。豊臣秀吉は方丈庭園の「侘助椿の古木」を絶賛したとされ、水戸光圀は「吾唯足知」と刻んだ碑を寄進しています。また寺の背後には一条天皇を含め5人の天皇の陵墓があります。
【龍安寺】龍安寺の境内北側には方丈(本堂)や仏殿、茶室蔵六庵などが並び、有名な石庭は方丈南側で、土塀で囲まれています。境内には壮大な鏡容池があり、池の周囲は国の名勝の池泉回遊式庭園になっています。また方丈の西には非公開の「西の庭」があり、細川勝元を祀る廟などがあります。見どころが多い禅寺で、有名な金閣寺も近くです。【龍安寺の石庭】龍安寺の石庭は白い砂が敷きつめられた庭に15の石組を配しています。一見無造作に石を配置したように見える、究極にシンプルな庭園ですが、「枯山水」という、水を感じさせるために水を抜くという趣向の庭園です。水は使っていないけど、まるで白砂が水で、岩を海に浮かぶ島のように見立てています。
効率良く3大表のお寺回りが出来ました ガイドさんのお話しも良かったです ガイドさんは同じお寺さんを通る度に同じお話をして頂き脳みそに記憶されましたよ チケット交換所の方々も親切でした