北野天満宮の創建は947年(天暦元年)で、主祭神は菅原道真公です。菅原道真は平安時代の貴族で、宇多天皇に重用され、醍醐天皇の時には右大臣に昇りました。忠臣で大変に頭の良い人でしたが、左大臣藤原時平の讒訴によって無実の罪で九州の太宰府に左遷され、903年に失意の中で没しました。その後都では落雷などの災害が相次ぎ「道真の怨霊だ」「祟りだ」とうわさが流れ、京の人々は非常に恐れました。そこで朝廷は道真の左遷を撤回して官位を正二位に戻し、現在の北野の地に社を造って道真を祀ったのが北野天満宮の始まりです。987年(永延元年)には一条天皇から「北野天満宮天神」の称号を賜りました。
北野天満宮は九州の太宰府天満宮とともに「学問の神」菅原道真公を祀る神社で、天神信仰の総本社となっています。菅原道真公は大変に頭が良かったことにあやかって、学業成就、受験合格などを願う学生たちの信仰を集めています。特に初詣は合格祈願をする受験生で賑わいます。また、北野天満宮は全国でも有名な梅の名所として知られています。毎年2月25日に「梅花祭」では、上七軒の芸舞妓さんによる「野点茶会」が催されます。また毎月25日は「天神さん」の縁日で、境内に露店が軒を連ね、参拝者で賑わいます。神社の北方には大文字山がそびえあり、有名な金閣寺へは約1.5kmの距離ですので、金閣寺とともにぜひ散策をお楽しみください。
母の誕生日の京都旅行に紅葉を組込みました。若干シーズンは外れていましたがそれでも紅葉は圧巻でした。黄梅院住職の手書きメッセージ付きの朱印状です。
初めての舞妓さんの踊りに感激。写真撮影もあって良い時間を過ごすことができました。なかなか個人ではできない体験をさせて頂きました。スタッフの方々もとても親切で満足です。
雨が降ったり晴れたりと天気は不安定でしたが、知らなかった、いつもは行かない紅葉スポットを訪れる事ができました。紅葉もまだまだ見事でした。
お昼も行ったことのない名店で楽しめました。